講談社文庫 いじめ社会の子どもたち

著者名：鎌田慧【著】

講談社（2022/02発売）

• ISBN：9784062639200

内容説明

隠された実態を衝く！　この悲痛な叫び！　「神戸少年事件」、いじめ自殺、学校の荒廃など、見えざる歪みの構造を抉るルポーーなぜ、こうも子どもの悲惨な事件が続くのか……。背景には何があるのか？　押しこめられた子どもたちの行動や悲痛な叫びをリアルにつかみ、日本型管理によるいじめ社会の歪んだ構造を告発する。現場を歩き、その重い意味を鋭く問う緊急ルポ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[wakaba]

20年以上の前の本だけど、結局今も弱いものを排除しようという弱肉強食社会は相変わらず根強くあるし、生物とは理不尽なものだ。本書については色々ないじめ＆自殺の実例が出されていたのは良かったが、一つ一つの事柄について掘り下げ方が浅いような気がした。

2024/08/31

[てっち]

mixiでのレビューでも書いたんだけど、この筆者が持ち上げてるものが悉く今物凄く叩かれてるものばっかりなんだよなぁ。加えて、自分の言動行動を長々と語った割に肝心のいじめ解決策について全く具体的でないのもいけない

[ひよこ]

思想のメガネから見える歪んだ世界。頭の中の花畑の花粉で思考回路が詰まってんじゃなかろうか。くそったれ。

2011/03/11