内容説明
帽子、ソアラ、居候、旅、そして透明な正義感。内田康夫が作り上げた名探偵を愛す、すべてのひとへ贈る、魅力満載の作品集。単行本未収録作品「名探偵は居候」を含む、暗号や密室、そして旅情など、ミステリーの楽しさをたっぷり盛り込んだ、浅見光彦の活躍を描く全短編、6作を収めた永久保存版の短編集。浅見光彦登場40周年記念作品!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
23
浅見光彦物の短編集。本格、、では無いとは思いますが、旅情感の無い浅見光彦もこれはこれで。ちょっと昔の設定が多いかも。『逃げろ光彦』の井上薫なんて、もっと人気出ても良いキャラなのに。2022/11/02
anne@灯れ松明の火
23
新着チェックで予約。ひところ、読みまくった内田さん、光彦さん。懐かしい。多分、全部既読のはずだけど(笑)記憶力が減退しているので、大丈夫だった。細かいところまでよく見ていて、独特な発想をする光彦。時々、何でわかったの?というところもあるけれどね。2022/04/06
ふう
16
全短編が計6編という少なさと時代を感じる表現の多さに、軽井沢のセンセが長い間長編で頑張ってこられたのがわかる一冊。本当に純粋に、私はどうしてあまり面白いと思えないんだろうと考えながら読んでいたが結局答えは出ず。盛り上がりに欠けることや合理的な推理や謎解きの部分が少なく、事件の決着もあっけないほど簡単に描かれていることに関係してるのかな(これは短編だからか?)。想像より「浅見さんもお人が悪い」的なのがなく、ほとんどその前に警察がべらべら喋ってる印象。目撃者とかただの関係者にこんなに情報漏らしていいのか笑2022/04/06
まいさん
15
浅見光彦シリーズの短編集。6編の内3編は「鏡」が題材。ドラマは見ていたけれど小説は未読のまま、いつか読もうと思っていた。短編は面白く読めた。作品数は長編が圧倒的に多いとのことだし、せっかくなので長編も読んでみようと思う。2022/08/01
らなん
14
2022年。1980年代の頃からの浅見さん短編集。読みやすかった。王道の、探偵による推理劇場という感じでした。2022/05/21
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