内容説明
コウモリは先生の手に包まれていないと食事をせず、イヌも魚もアカハライモリもワクワクし、キジバトと先生は鳴き声で通じあう。自然豊かな大学を舞台に起こる、動物と人間をめぐる事件の数々を、人間動物行動学の視点で描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
61
なぜ?どうして?子供の頃には絶えず持っていた好奇心を大人になっても持ち続け、研究実験を続ける専門家。地道に好きを学んでいく姿勢は尊敬するし、私も見習いたい。さすがに私には好きを仕事に出来る程の能力は無いけれど、趣味の範囲で生涯かけて学びをしていくことは目標でもある。本書は「先生!シリーズ」16作目となる人間動物行動学の視点から知識がない人にも分かり易くユーモアに、成功失敗今後も継続など、その場の成果に囚われず描き切ってくれていて面白く読めた。味のあるイラストも内容にあっている。圧倒的にモモンガ、可愛い!2022/05/05
トムトム
26
ニホンモモンガのお尻には目玉模様があって、後ろから忍び寄る捕食者をビビらせる効果が!ゴールデンカムイのとあるエピソードを思い出しました。2022/10/27
にしがき
22
『先生!』シリーズ最新作。ユーモア溢れる(シリーズ読んでる人にはお決まりの)語り口も良いし、相変わらずの溢れ出る動物愛も良い。今回は亡くなった父親の話しでホロリとなるエピソードも。/今回の登場動物・・・ユビナガコウモリ、ニホンモモンガ、ヤギ、キクガシラコウモリ、ニホンヤマネ、カルガモ、キジバト2022/07/11
サワークリーム
12
初めての先生シリーズ。生き物への愛に溢れている。地道な基礎研究の大切さを再確認しました。コウモリもモモンガもカワイイです。2022/06/04
海星梨
8
中身がカラーじゃなくなった……残念。まぁ、値段変えずにカラーとか築地さん無茶をするぜ、だったから、当然の結果といえばそうなのかも。研究で扱う動物がコウモリ、あとはヤギ部、で固定化されちゃってるので、これも仕方ないけど。だから、保護系でいろんな生き物が出てくると読みやすいよね。2024/12/04
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