内容説明
◆ハウスメーカーを選んではいけない
◆先に間取りを決めてはいけない
◆住宅会社の常識と慣習を疑おう
◆家具から決める新しい設計方法とは?
◆LDKはもう古い。KDLという新発想とは?
◆100年後も美しい家を建てよう
現在の日本の戸建て住宅は、そのほとんどが不便で不格好で、すぐに老朽化してしまいます。住宅会社が業界の旧弊にとらわれて施主であるお客様に向き合わず、会社の利益や効率だけを考えて家を建て続けてきた結果です。このままでは、日本の住宅は永遠に機能的で美しい家にはなりません。本書では、1000軒以上の家づくりにかかわってきた著者が、100年後にも美しい家を建てる方法を記した一冊です。間取りという家のハコを先に決めてしまう誤った設計ではなく、実際に使う家具から間取りを決めていく設計手法や、すでに定義があいまいになってしまったLDKという概念を解体して、KDL(キッチンダイニングリビング)へと再定義する方法など、思考停止していた業界の慣例を刷新していきます。これまで、住宅会社の都合によって決められてきた進め方や建て方を見直し、施主である発注者の生活を本当に豊かにするための家づくりを目指します。これから家を建てる人、リフォームやリノベーションを検討している人はもちろん、住宅に携わる業界関係者も必読の書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとる@パクチー
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ジュータクギャングの本。設計思想やハウスメーカー批判が多め。YouTubeのほうが具体的な商品名があるので良い。「100年後も美しい家を建てよう」が彼の目的でその為のメイクノスタルジーやKDLや適材適納やインテリアファースト、アイランドキッチンなどの設計思想がある、美しい家は大事にされる、日本の戸建て住宅はほとんどが新築ですぐ老朽化してしまう(住宅会社が施主に向き合わず会社の利益や効率だけを考えて家を建て続けてきた結果)、米国ではアパートでも築100年は当たり前で築年数がある方が価値があり日本と真逆。2024/12/31