ハルキ文庫<br> 稲荷書店きつね堂 ヨモギたちの明日

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ハルキ文庫
稲荷書店きつね堂 ヨモギたちの明日

  • ISBN:9784758444323

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内容説明

神田明神のお膝元にある小さな本屋さん『稲荷書店きつね堂』。白狐像の化身ヨモギにとって何よりも幸せなのは、店主のお爺さんや、犬神の千牧と一緒にお客さんに本を届け、そのお客さんの笑顔を見ることだった。しかしそんな幸せが突然奪われてしまう。ある事件がきっかけで、大切なお爺さんが倒れてしまい、生死の境を彷徨うことに!! お爺さんを助けようとヨモギは自らを犠牲にして、黄泉の世界へと向かうが──。大人気シリーズ感動の最終巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

171
あらあら、これで完結だったのか。小さい書店だから限界もあるだろうけど、書店を通して、人との繋がりは縁を呼び、絆ができたことはヨモギ達の頑張った結果だね。ヨモギの決死の覚悟は見事だった。店主のお爺さんもヨモギも無事で良かった。物足りなさは感じるけど、ラストは司を筆頭に幻想古書店メンバー勢揃いで大団円。稲荷書店きつね堂に幸あれ。2021/09/19

ぶんこ

57
大好きだったヨモギとお別れなんて、寂しい最終回。お爺さんが救急車で運ばれて危篤となった時、ヨモギは稲荷神さまに自分はどうなってもいいから助けてくださいとお願いします。その願いを受け入れ、お爺さんは三途の河でお婆さんの春江さんとお別れをして戻って参りました。ところがヨモギがご縁のあった妖、人間にとって大切な存在になっていたことから神さまは書店員としてのヨモギを生かしてくれました。この間は読んでいて涙が止まりませんでした。本当に良かった。またスピンオフで皆に会いたいです。幻想古書店のオールスターのように。2022/02/10

よっしー

27
これで本編が完結かな。前巻でどうなるのかとヒヤヒヤしていた菖蒲ですが、それには全く触れられず…。でも、ちらりと出てきた様子を見る限り、上手いことやってるようで安心しました。お爺さんの命の危機とのことでしたが、最終的にはお爺さんにもヨモギにも、そして稲荷書店にとっても良い結果となって安心しました。まだまだお話は続きそうですね。 そして、待っていました、司!!なんというか…やや残念な登場だったのですが、らしいなと思えたので満足です(笑2022/07/17

葵@晴読雨読

27
稲荷書店きつね堂シリーズ最終巻。おじいさんに最大の危機が訪れ…😣どうなるかと思ったけどラストにホッコリ!番外編も積んであるので読むの楽しみ!2022/05/04

24
さくさくと♪稲荷書店のようなチェーン店でない本屋さん、少なくなりましたね。妖たちがキュートなシリーズでした^ ^2022/02/27

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