- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
食べもの、いつも着てる服、お気に入りのかばん。家、かぞく、友だち。学校生活に、行事に部活。
もし、ある日とつぜん、ぜんぶなくなってしまったら……そう、考えたことはありますか?
2011年3月11日。ここ・日本で起きたとても大きな地震、東日本大震災は、多くの人の「あたりまえ」をうばっていった災害でした。
世界がとつぜん変わってしまうような出来事に、どう向きあったらいいのでしょう? 小学生のダイキ・ミサキといっしょに話をきいて、考えてみましょう。【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
17
東日本大震災で被災した当時小学5年生だった雁部那由多さん。那由多さんが語る形で進みます。あの日のこと、あの日を境に人間関係が変わってしまったこと、口を閉ざさざるを得なかったこと、語ろうと決心したこと。小学生〜高校生での意識の変化と葛藤がよくわかりました。2023年現在、小学生は全て震災後に生まれた子たちになりましたね。2023/03/13
Theodore
1
3部構成。1部は「16歳の語り部」で読んだので2,3部だけ読了。1,2部は震災に焦点を絞った話なのだが、3部は震災から貧困の話にシフトチェンジ。論理の展開が飛躍しすぎのような気がしなくもない。せっかく前2章を震災メインで語ってるんだから、最後まで震災1本でまとめた方が内容が把握しやすかったのではないかと思うのだが…。2022/08/09