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内容説明
「力道山×木村」の惨劇。禁忌と化す日本人対決。封印を破った「猪木×小林」に迫り、「藤波×長州」他、不穏で熾烈な闘いを描く。関係者多数に取材した未踏のプロレス・ノンフィクション!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
28
学びて時に之を習う。亦説ばしからずや。これに尽きる。2022/10/03
豊平川散歩
9
1974.3.19 蔵前国技館で行われた、A.猪木対S.小林の昭和の巌流島と謳われた世紀の一戦に、徹底的にスポットを当てた一冊。過去の力道山対木村政彦の試合以来の、トップ同士の対決とあって、臨時の手作り当日券で対応し16,500人の超満員。それだけ注目された試合。おとなしい小林を引き立てながら、自分の強さを際立たせる技術の猪木は、当時からすごかった。この試合が新日本の人気の上昇につながった。猪木の殺気は、誰にも真似できないだろう。安らかに…2022/10/23
尿酸値高杉晋作
6
長い。力作だとは思うが、読んでて疲れた。2022/05/22
ヤエガシ
5
アントニオ猪木対ストロング小林の試合映像は、昔、テレビの名勝負再放送的な番組で観たことがあったんですが、1978年生まれで90年代のプロレスを観て育った私には、1974年のプロレスは、流れもテンポも馴染みがなくて、印象には残っておりませんでした。 が、本書を読んでから、あらためて新日本プロレスが公開している試合冒頭の動画を観ただけで、もうバッシバシに緊張感が伝わってくるから不思議なものです。 やっぱり活字プロレスって素晴らしい。2022/05/01
furu_sato_sf
5
「アントニオ猪木対ストロング小林」戦を軸に、歴代の日本人名勝負を本人たちへの直接取材によりさらに深く掘り下げていく。内容として面白いことはもちろんだが、この本を読むことでプロレスへの理解度がさらに深まったような気もする。個人的には”プロレスは真剣勝負でもなく八百長でもなくショーでもない、「紙一重」の世界である”という言葉で、「力道山対木村政彦」の結末がようやく整理できた。また、猪木なしではプレロスは現代の形にならなかったのだと再認識。2021/11/25