A.L.C. DX ナースのチカラ ～私たちにできること 訪問看護物語～ 7

著者名：広田奈都美

秋田書店（2022/03発売）

• ISBN：9784253160230

内容説明

研修が終わったのちもステーションに残ることになった問題児ナースの深原。頭は良いが空気を読まない彼女に振り回される看護ステーションの面々は…!? 一方、癌が再発した師長に代わり、施設を引き継ぐことを決意した持田の前に一人の看護師が見学に現れる。有能な看護師のようだが彼女の狙いは…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みやび@夜649]

電子。忙しくて人手がほしいところに、深原さんのような人いらないよね、としか思えない。これによって持田さんも成長するのかも知れないけど、現状的には場を悪くするし使えないしで完全なお荷物。彼女が辞めて小紫さんに入ってほしい。幸代さんも全然報われないな〰️どうにかいい方向にしてあげて～。

2022/03/27

[A.Sakurai]

医療や看護自体ではなく，看護師に力点を置いているシリーズなのだけれど，人物描写の深堀りがかなり進んできてすごく面白くなってきている．増岡さんが嚆矢だったと思うのだが，エキセントリックなキャラクターを使って苦悩や暗黒面を描くのがパターンになってきていて，承認欲求がねじれた深原さんに続き，過剰適応の小紫さんが登場．患者エピソードや栗田さん，花ちゃんの彫り込みに比べてずっと面白いので作者はうまい題材を掘り当てたのだと思う．★なんと作者は訪問看護師を実際に始めるとのこと．

2022/03/16

[Ayano]

図書館の本。世間は狭すぎて、一緒の職場じゃなくてもいろんな勉強会や学会で顔合わせる人もいるけど、深原さんはキツい。誰のもとで働くか、誰・どこの理念に共感できるか、って大事なんだなと思う（生活していく上で、もちろん給料も大事だけど）。

2022/12/07