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内容説明
時代を越える不朽の名作、厳選編集決定版!
1979年~1990年にかけてビッグコミックオリジナル誌上で連載され、絶大なる反響を呼び、今なお熱狂的なファンが多数いる『人間交差点』。
単行本全27巻、文庫版で全19巻の本作の中から、特に評価の高い作品を選びに選び、再編集し、上下巻で発刊。
愛と憎しみ。絶望と希望。人間が人間と交差することによって、どうしようもなく生まれてしまう感情のもつれ。発火してしまうほどの憎悪。
そこに希望はあるか。そこに温もりはあるか。時代を越えて人を震わせる短編漫画の金字塔、特別厳選版。
収録作品・・・第1話/谷口五郎の退官 第2話/教官の雨 第3話ひび割れた土 第4話/黒の牧歌 第5話/あの日川を渡って 第6話/腐敗 前編・後編 第7話/あだしの 前編・後編 第8話/初雪25時 第9話/原色の河 第10話/回送車 前編・後編
巻末にとり下ろし、著者あとがきインタビュー「人間交差点の日々」収録(上巻は矢島正雄)。カバー写真:写真家・上田義彦。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
96
この『人間交差点』のシリーズは本当に好きな漫画だ。リアリなタッチで、人間の喜びや悲しみ、怒りなどを浮き彫りにする内容。昔のモノクロの映画を見るような味わいがある。原作者が有名な脚本家である矢島正雄であることも、作品の内容を深めるのにプラスに働いていると思う。弘兼憲史の落ち着いた絵も素晴らしい。この本は、多くの『人間交差点』の中から選りすぐりの作品を集成したもの。最後で涙がこぼれる物語が多い。「教官の雨」が一番の好み。非行を起こした少女を信じ続ける教官の優しさに胸が熱くなる。2017/04/25
bishop8856
1
80年代の連載作品のベスト集。『谷口五郎の退官』と『腐敗』が面白かった。2016/07/18
すうさん
1
大人になってからほとんど漫画を読まなくなったが、弘兼憲史の本は大好きで島耕作シリーズと黄昏流星群は全巻購入して読んでいる。特に中年以降の悲哀を描いた物語はいつも共感を覚える。「人間交差点」も全巻読んでみたいと思っていたが、ダイジェスト版を衝動買いしてしまった。時代背景は古く、若いころの作品で画力も今と比べると稚拙だ。しかしそこに描かれているのはしっかりと人間の悲哀を捉えている。とりあえず上巻を読んだ。下巻も購入済みだが、きっと全巻購入したくなると思う。またヤフオクで中古全巻を探さなきゃ。2016/03/27
なつみ
0
喫茶店にて。人間模様を鋭くも暖かく描いた作品群...短編だけど2時間ドラマを観たような充実感がある。特に「教官の雨」は爽やかな読後感で好きだった。「谷口五郎の退官」「腐敗」もかなり密度の濃いストーリー展開でドキドキしながら読む。下も読みたい。2018/01/27
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