幻冬舎単行本<br> 将棋記者が迫る 棋士の勝負哲学

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幻冬舎単行本
将棋記者が迫る 棋士の勝負哲学

  • ISBN:9784344790643

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内容説明

藤井聡太、渡辺明、豊島将之、羽生善治……
トップ棋士21名の知られざる真の姿を徹底取材! !
史上最年少で四冠となった藤井聡太をはじめとする棋士たちは、なぜ命を削りながらもなお戦い続けるのか――。
「幻冬舎plus」の人気連載『朝日新聞記者の将棋の日々』に大幅加筆をし、書き下ろしを加えてついに書籍化。
藤井聡太の登場から激動の5年間、数多くの戦いを最も間近で見てきた将棋記者・村瀬信也が、棋士たちの胸に秘める闘志や信念に迫ったノンフィクション。

【目次】
第1章 天才棋士の異次元の強さ
藤井聡太
第2章 最強棋士だけに見える前人未到の世界
渡辺明/羽生善治
第3章 時代を築いたトップ棋士の新たな戦い
佐藤康光/森内俊之/谷川浩司
第4章 勝負師たちの苦悩と矜持
木村一基/藤井猛/先崎学/深浦康市/久保利明/山崎隆之
第5章 若き将棋指しの不屈の闘志
豊島将之/永瀬拓矢/佐藤天彦/広瀬章人/斎藤慎太郎/佐々木勇気/里見香奈
第6章 語り継がれるレジェンドの勝負哲学
米長邦雄/加藤一二三

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

85
今話題の藤井聡太さんだけでなく、私は、とてつもない頭脳と豊かな人間性を併せ持つ棋士という存在を、心の底から尊敬する。本書では、そんな飛び切りの天才21人が登場する。現在活躍のトップ棋士、若手、女流、レジェンドと多士済々。でも、取り上げる人数が多すぎたのか、一つ一つの記事は極めて皮相的で、全く心に響かない。思えば、最近では野澤亘伸さん、旧くは中平邦彦さん、大崎善生さんなどが、棋士たちへの深い愛情を込めて、その人間性に鋭く迫る名文で私たちの心を震わせてくれたものだが、本書にそんな感動を期待すると裏切られる。2022/04/06

R

37
将棋記者だからこそ肉薄できたともいえる当代きっての将棋棋士たちへのインタビューから浮かぶ棋士の姿が魅力の本。取材の中からできたものだからか、その質問はあの棋士にもしてほしかったと思うところもあるものの、AIへの考え方や、将棋への哲学が掘り下げられていてとても面白い。特に永瀬先生と鈴木大介先生の話が最高に熱くて読み応えがあった。昭和の棋士から、米長先生と加藤先生をもってきたあたりも素晴らしく、観る将の知識欲を満たしてくれる素晴らしい本だった。2023/09/23

禿童子

36
朝日新聞の将棋記者・村瀬信也による21人の棋士のポートレート。メインの藤井聡太・渡辺明・羽生善治については語られることが多いので内容の重複が目に付く。宣言してフリークラスになった森内俊之や先崎学、広瀬章人、久保利明などどちらかと言えば影に隠れる存在になった棋士の動静の記事が参考になった。藤井ブームが本格化するまでの将棋界の動きもかなりめまぐるしい。羽生の7冠失冠から毎期タイトルホルダーが入れ替わり、有力棋士の浮き沈みが激しい。ピークを過ぎた棋士でもAIを取り入れて巻き返す可能性があると期待している。2022/04/25

拓郎

21
棋士は皆さん超人みたいにすごい人です。2023/01/20

ライアン

9
面白くないわけではないんだけどね。ある程度詳しい将棋ファンには物足りないかな。もうちょっと一人一人深堀利して欲しかったかな。2022/02/13

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