内容説明
誰もが知る”巨大怪獣”の誰も知らない”死んだ後”の物語。
三木聡監督、脚本、松竹&東映が初めてタッグを組んだことでも話題の、2022年公開映画作品を完全ノベライズ!
暴れ狂う大怪獣に、逃げ惑う人々。
突如、ヒーローが表れて世界を救うーー。
子どものころに誰もが憧れた、お決まりの、お約束の展開。
しかし、倒された怪獣の死体処理は、果たしてどうなっていたのか?
誰が、いつ何時、どんな方法でーー。
前代未聞の緊急事態を前に立ち上がった、ある男の”極秘ミッション”をめぐる空想特撮エンターテイメントを、小説に!
著者:時海結以
長野県生まれ。遺跡の発掘や歴史・民族資料の調査研究職にたずさわった後、作家デビュー。おもな著書に、『紫式部日記 天才作家のひみつ』『ちはやぶる 百人一首恋物語』『小説 ちはやふる 中学生編(全4巻)』(すべて講談社)ほか。日本児童文学者協会、日本民話の会所属。
脚本:三木聡
1961年神奈川県出身。大学在学中から放送作家として活動し、「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」などのバラエティ番組を手がけ確固たる地位を築く。『イン・ザ・プール』で長編映画監督デビュー。『亀は意外と速く及ぶ』『ダメジン』『図鑑に載ってない虫』『転々』『インスタント沼』『俺俺』『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』などを監督。テレビドラマでも「時効警察」シリーズを筆頭に「熱海の捜査官」など、オリジナリティあふれる作品を作り出し、熱狂的なファンを持つ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuri
13
面白そうな設定だなーと思っていた映画のノベライズ。映画は見ていないのですが、台詞と動きを書き起こしたという感じの文章でした。ノベライズもう1冊あったのだけど、そっちはどーなのかしら。あんまり積極的に読むつもりは無いけど。2022/08/30
天使の奇跡
3
死んだ怪獣をどう処理するのかは面白い発想ですね!コメディーなのか、シリアスなのか、結局怪獣退治も後始末も人類ではできないといくことです!!2022/01/15
みんみ
2
映画化されて、すごく興味深かったけど、観に行くチャンスがなかった。すごくおもしろい題材で、今までのヒーローは、確かに誰も後始末はしなかったな、と変に納得した。大臣たちの会話の描写が面白くて、声が聞こえてきそうだった。それ以外は、ペラっとした感じの脇役さんたちと、あまり重たさを感じられないしがらみに囚われた主人公たちのドタバタ劇だった。急に幕が下ろされた感のエンディングに唖然とした。2023/12/01
Ryu
0
映画見る前に読んじゃった!2022/01/27