内容説明
星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載スタートした、エッセイ「いのちの車窓から」。
第1巻となる単行本は2017年に刊行し、ベストセラーに。
【累計40万部突破】となる大人気エッセイ集、待望の文庫化!
ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に「紅白」出場と、
2014年以降、怒濤の日々を送った2年間。
瞬く間に注目を浴びるなかで、描写してきたのは、
周囲の人々、日常の景色、ある日のできごと、心の機微……。
その一篇一篇に写し出されるのは、星野源の哲学、そして真意。
文庫版では、カバーを新装&10ページ(エッセイ約2本分半に相当)にわたる、長い「文庫版あとがき」を新たに収録!
※電子書籍限定特典として、文庫版発売にあたって著者直筆のイラストメッセージ&サインを収録しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げんちゃん
65
今更ながら読了。いのちの車窓からは私自身の心の奥にある何かを問いかけることが出来る素晴らしい作品だと思う! 単行本の時のいのちの車窓からも良かったけども文庫本はまた内容が違うか探しながら読めたのもまた楽しかった!2022/11/11
優希
60
面白かったです。大注目をあびる日々からすくいあげる何気ない日常や想いがじんわりと心をあたためてくれました。ここにはありのままの源ちゃんがいるのですね。ガッキーもこんな素敵な人と結婚して幸せだろうなぁ。2023/03/01
ぼっちゃん
60
ダ・ヴィンチの2022年文庫ランキングで2位から15位まで読んでいるのに1位のこの作品は読んでいなかったので手に取った。『真田丸』の大泉洋、『逃げ恥』の新垣結衣、NHK紅白などの裏話も面白いが、表題作の『いのちの車窓から』で病気をされ自分を巨大ロボットで表現され、また最後の文章もすごく良いですね。2023/01/04
ぺんぎん
57
今を楽しく生きる星野さんの日常の一部を書いたエッセイ。些細な時間、出会った人たちに対する星野さんの目線が優しく繊細。大病を乗り越えたからこその日々の思いが詰まっているんだろうな。2022/06/25
水色系
48
文庫版で再読。もう今や殿上人となった星野源さんですが(この言い回し、確か大泉洋さんが使ってたで)、面白いことが好きで仕事が好きで人が好きな、素朴なお人柄がバンバン伝わってくるエッセイだった。若い頃は人生がつらかったけど今は楽しいって言う星野源さん、ああ、希望だな、と思った。2022/05/30