内容説明
環境問題は短絡的に詰論を出したり、感情論で突っ走ったりせず、落ち着いて考えることが大切だ。大気や海の汚染は国境と関係なく地球規模で広がっていく。自然を守るために私たちが選択する道を探る。
目次
まえがき
環境破壊が理由で地球は滅亡する?
では二〇五〇年は?
第一章 環境問題について思う
人間は愚かで罪深い!?
共有地の悲劇の寓話
人間は環境問題を解決できる?
地球温暖化と共有地の悲劇
第二章 公害について──環境科学の基礎知識Ⅰ
大気や海の汚染
公害のグローバル化
静かに広がる生物的な汚染
生態系と生物多様性
地球のサイズは有限
第三章 生物とはなにか──環境科学の基礎知識Ⅱ
生きものの性
利他的な行動が生じる条件
トレードオフはいろんなところに
環境保全と経済学
環境保護のために大切な倫理とは
悲観的楽観主義者
第四章 今世紀最大の環境問題、地球温暖化
IPCC AR6
異常気象
二酸化炭素が増えないように
北極はどうなる?
抑止と適応
第五章 未来を予測して対策する
将来予測の考え方
信頼区間とは
ジオエンジニアリングという「奥の手」
リスクヘッジの重要性
第六章 幻想を捨てて学ぼう──環境対策のこころがまえ
相対的に考えて理想を追求しすぎないこと
批判的思考
手続的正義と実体的正義
タイムラグ
変わるべきときは変われる
ボランティアって
教育とシチズンサイエンス
あとがき
参考文献
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