内容説明
携帯電話とインターネットが発展したナチスドイツ。第二次大戦が始まり、国家保安局NSAはデータをすべて監視していたが……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小太郎
41
なんと大好きなSF歴史改変物で積読本でした。厚さそれも上下巻、それになんだか暗くて難しそう~に怯んで手が出なかったんだけど、ちょっと読んでみるとスラスラ読めてしまいます。これは翻訳素晴らしいですね。第二次世界大戦中にナチスドイツが携帯電話とコンピューター(それもインターネットまで)を開発したらという設定なんだけど本当にあったエピソードなどを巧みに混ぜ込んで伏線が張られています。人物キャラも立ってるし、話のテンポも良いしこれからどうなると~下巻へ。★42023/06/10
星落秋風五丈原
38
イギリスの数学者チャールズ・バベッジは、世界で初めて「プログラム可能」な計算機を考案したと言われる。その計算機とは現代のいわゆるコンピュータだ。1991年、バベッジの本来の設計に基づいて階差機関が組み立てられ、完全に機能した。バベッジのマシンが当時完成していれば動作していたことを証明した。では彼の考えがどこかで実現していたら?本書はそんな改変歴史世界のドイツが舞台の物語だ。2022/02/05
くさてる
32
第二次世界大戦中のドイツで高度なネットシステムが開発され、発展していたとしたら、という歴史改変SF。もちろんすべての市民の行動や情報が国家に監視されていることは予想できるのだけど、もっと恐ろしいことに、この世界のドイツは他の面では現実のドイツと変わりない指導者を仰いでいるということ。その世界でプログラマーとしての才能を開花させるヘレーネと己のアナリストとしての技能を歪んだ性癖を満足させるために使うレトケ、二人の運命を描く物語、とにかくやめられずに読み進めました。感想は下巻にて。おすすめです。2022/05/15
宇宙猫
30
★★★★★ 第二次大戦時にネットがあり独裁国家がビッグデータを利用し国民を監視できたらという話。手さぐりに近い最新技術だから管理が追い付かなくて、技術者がこっそり悪用できてしまう。国家の監視も怖いけど、個人の思いのままはもっと恐ろしい。逆に抵抗勢力がいれば、監視システムも骨抜きになってしまう。現代に共通の問題があからさまに描かれていて面白い。他のことはぼかしているのにSQLだけリアルなのは、分かり易いけど違和感があった。D2022/05/02
tetsubun1000mg
22
超話題作だった「イエスのビデオ」以来久しぶりのエシュバッハの作品。 相変わらず設定が独創的で「NSA」を舞台にして現在の世界をも表している。 現代の「NSA」はもちろんアメリカの国家安全保障局が題材。 ナチスドイツの時代にパソコンが使われて、ドイツだけでなく先進国のネットワーク迄あるという設定。 しかもネットワークだけでなく、人間の心の動きを中心にして綿密に描いている。 終盤ではアメリカン原子爆弾の開発の情報まで入手して、下巻はどうなっていくのか今から大変楽しみ。 日本人では構想できそうにないすごい設定。2022/03/09
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