HJ文庫<br> 【電子版限定特典付き】召喚士が陰キャで何が悪い1

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HJ文庫
【電子版限定特典付き】召喚士が陰キャで何が悪い1

  • ISBN:9784798627212

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内容説明

まるでゲームのような異世界と現実を自由に行き来できる現代。
陽キャは敵、女子からの告白は罰ゲーム、頼れるのは己のみ――そんな信条の陰キャ男子高校生・藤間透は異世界で召喚士として活動を始めるが、肝心の召喚モンスターがおらず薬草等の採取で日銭を稼いでいた。現実世界で自分に告白してきた美少女からのアプローチも無視して我が道を往く中、透は無一文で路頭に迷う調合が得意な女子と出会い、同居&協力関係を結ぶことに!?
陰キャ高校生による異世界×成り上がりファンタジー、開幕!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

33
異世界と現実を自由に行き来できる現代が舞台。陰キャ主人公の透が同級生女子の沁子を相棒に、異世界で採取・調合・売却を繰り返すのだけど、二人のやり取りが漫才のようにコミカルで、単調ながらその様子にグイグイと引き込まれます。そして本作品は、美少女からの告白を「罰ゲーム」と断じるくらい他人を信じない透が信用できる友人を見つけ、閉ざしていた心を少しずつ開き育んでいくという学園青春物語でもあります。召喚士のスタートラインに立った透が、これからどのような成長を見せてくれるのか。続きがとても楽しみな期待の新シリーズです。2022/02/03

オセロ

27
陰キャラとしてのプライドを持って日々を過ごしている藤間透が仮想世界で、ままならない事情からクラスメイト達と関わっていくうちに、自分とは別の世界に生きていると思っていた陽キャラ達の優しさに触れて、透の内面の成長が丁寧に描かれていました。 そして、いろんな人達の助けを借りて召喚士としてスタートラインに立った透の今後が楽しみです。2022/02/04

真白優樹

9
ゲームのような異世界と現実世界を行き来できるようになった世界で、召喚獣を持たぬ召喚士の少年が地道に冒険する物語。―――偏見と殻を脱ぎ、本心で向き合い始まっていく。 陰キャをこれでもかと煮詰めた卑屈で最低な少年が、地道な冒険と出会いの中で心を成長させていく物語であり、地道な冒険が好きな読者様にはお勧めしたい物語である。地道の果てにようやくたどり着いたスタートライン。ここからこそが本番の中、周りのチート揃いな中で少年は成長できるのか。新しい冒険は何処へ進んでいくのか。 次巻も勿論楽しみである。2022/02/07

水無月冬弥

9
異世界というかゲーム世界転移ものっぽい話ですが、主人公がチートではなく地に足をつけたような冒険をしているのがかわっていますね。ひねくれてはいますが、心優しい主人公であり、この物語は彼が救われる物語なのかな?と個人的には思っています。2022/02/07

リク@ぼっち党員

8
序盤の方はリア充に親でも殺されたの?ってくらい悪意満々で陰キャ通り越してただのヤベー奴だったけど、ある程度和解出来たのでよかった。悪意を持って接すれば、相手だって悪意を返してくるのは当然のこと。異世界とかデスゲームではないので、序盤のゲームらしいチマチマした要素が多め。採取から始める、自分の力で何とかするというのがゲーマーらしくてよかった。こういう序盤の苦労があるから、色々とできるようになった時の喜びが増すというのはわかる。次回からは生産だけでなく、戦闘も入ってきそう。これからどんな冒険を繰り広げるのか。2022/02/07

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