メディアワークス文庫<br> 異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官

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メディアワークス文庫
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官

  • 著者名:久住四季【著者】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • KADOKAWA(2021/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049140910

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内容説明

ついに本庁捜査一課に異動となった莉花は、念願であった殺人犯捜査第四係の仙波班に配属される。だが、功名心にはやる規則破りの刑事という悪評は拭えず、ここでも孤立していた。
そんな中、都内で異様な死体が発見される。それは車により執拗に手足だけを轢き潰されていた。被害者が半グレの構成員だったことから、内部抗争による私刑と見られた。
だが天才的な犯罪心理学者・阿良谷の助言は違った。目に釘を刺す別の殺人事件を挙げ、同一犯による快楽殺人だと指摘する。
殺害方法に共通項がない快楽殺人者。この不可解なプロファイルは、後に始まる恐怖の深淵への序章だった!


登場人物
氷膳莉花(ひぜん りか)
警視庁捜査一課の新米刑事。どんなことにも動じないため、付いたあだ名は「雪女」。事件解決のためにとった過去の問題行動により、同僚からは疎まれている。

阿良谷静(あらや しずか)
未決死刑囚。若くして名を成した天才的な犯罪心理学者であったが、一方で数々の犯罪を計画。その頭にはあらゆる事件のデータが収まっているとされる。

仙波和馬(せんば かずま)
警視庁捜査一課の警部補。殺人犯捜査第四係、仙波班を率いる。数々の現場を踏んだ百戦錬磨の猛者。莉花とは過去の事件解決の際に縁があり、気にかけている。

尚澄将生(なおすみ まさき)
警視庁警務部人事一課監察係の監察官。いわゆるキャリアで、若くして警視の階級に就いている切れ者。莉花に興味を抱き、内部監査の協力を持ちかける。

宝田久徳(たからだ ひさのり)
阿良谷の弁護士。見た目はエリート然とした好青年だが、ひょうひょうとして腹の底が見えない人物。阿良谷と莉花の間を取り持つ連絡係を務める。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大阪魂

57
シリーズ第3弾!今回も死刑と無期懲役の間を埋めるためには拷問すべき、ってなんかよーわからん異常心理からくる犯罪発生。ハムラビ法典やったらまだわかるんやけどねー💦事件は、半グレの男が両足両手を結えられ、その手足を車で何度も潰され最後殺された死体発見から。今回から捜査一課の仙波班に配属された莉花は今回も死刑囚・阿良谷教授の教えのもと真相解明に!尚澄監察官とか仙波班の立浪、笛吹とか新キャラも登場!莉花のキャラとか変わりつつあるし、親殺された頃の記憶も復活するし、何より阿良谷との関係も変化!次作、はよ出版希望ー!2023/08/27

坂城 弥生

46
拷問描写が生々しかった…2022/02/09

れもん

40
Kindle Unlimited。面白かった。今回はグロいというよりは、エグい。ジワジワとくる拷問がエグい。そんなに多くないページ数でこれだけの内容は満足。そして、莉花の恋?も気になる。続きはまだ出てないのか…。早く続きを!!!2023/12/09

GAKU

37
シリーズ3作目。ストーリーのパターンはシリーズほぼ一緒。とは言え、捜査一課に異動となり、仙波班にも受け入れられて良かった。続編出るのかな?続編出なかったらここまで読ませておいて肩透かしな感じ。期待してます。2023/08/03

fuku3

35
2021.12.31シリーズ第3弾。氷膳莉花は仙波主任の引きで捜査一課に戻ってきたが班内で煙たがれていた!加藤と云う半グレのリンチを受けた様な酷い遺体が発見され大田南署にチョウ場がたった!「終身刑と極刑の間には大きな隔りがあり、その間を埋めるのは拷問である。だから私は研鑽しバリエーションを広げより緻密で精確な量刑が可能となる」と主張する犯人に対して莉花は死刑囚の阿良谷博士のプロファイリングを利用て真犯人と対峙する!莉花はキャリアの尚澄監察官に捜査一課の内定を頼まれ断る事が出来なかった!尚澄は敵か味方か⁉︎2021/12/31

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