角川ソフィア文庫<br> 欲望会議 性とポリコレの哲学

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角川ソフィア文庫
欲望会議 性とポリコレの哲学

  • ISBN:9784044006525

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内容説明

エロ、暴力、心の傷、ホラー、ゾーニング、変態、炎上、#MeToo、身体、無意識……
「欲望」をテーマにこの世界を読み解けば、未来の絶望と希望が見えてくる――。

「現代人は、かつての、つまり二〇世紀までの人間から、何か深いレベルでの変化を遂げつつあるのではないか、というのが本書の仮説なのです。」―「序」より

【目次】

第1章 傷つきという快楽
第2章 あらゆる人間は変態である
第3章 普通のセックスって何ですか?
第4章 失われた身体を求めて
終 章 魂の強さということ
文庫判増補

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナマアタタカイカタタタキキ

48
性を軸にして、今日における社会のあり方にまで追求する鼎談。性は、人間の主体性やアイデンティティーを語るうえで切っても切れないものだ。そのことに対して、どの論者もそれぞれに異なる視点を持っていて、それぞれ興味深い。各々の魂の強さによって、個々の心身の境界線が確保されているのを大前提として、対峙する相手と溶け合うこと、そして不可抗力によって自我が奪われ希薄になっていくこと、オーガズムにはその両方を要するという。この法則(特に前者)が性享楽のみに当て嵌まる話ではないのは、他者や外界との交わりが性交渉だけに→ 2023/01/13

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

21
単行本からちょうど3年、増補版文庫が出たので即買い。 久々に御三方の鼎談を読めてとても面白かった。マーカー引きまくった。2021/12/22

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

16
「引きこもれ」 良い結論だよほんと。2023/05/03

まこ

11
御三方、特に柴田さんのフェミの人の批判に対する意見や疑問がすごく刺さる。相手をよく知らないで、嫌いになる自由、批判する自由を盾に、大暴れして批判対象が好きな人が好きと言いづらくしていることになんで気づかないんだろう。自分にとってはダメな表現でもスルーすることも大事じゃないかな2022/02/13

まさや

5
二村ヒトシさんの読書会にいきました😃 男性同性愛者の好みのタイプは多様なカテゴリーがあるそうです。 同じように異性愛者も色々な好みが本当はあるが、現状では、ステレオタイプ以外の好みは押さえ込まれているようです🤔2023/07/03

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