歴史と統計学―人・時代・思想

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  • サイズ A5判/ページ数 576p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532134822
  • NDC分類 350.12
  • Cコード C3033

出版社内容情報

古代からビッグデータまで統計と統計学はいかに進化してきたか? 日本を代表する統計学者が博覧強記な知識を駆使して明らかにする。【本書の目次】
1 歴史のなかの統計学  2 中国の人口統計の長い歴史――2000年の軌跡  
3 中国の人口統計の長い歴史――現代  4 古代帝国の時代・ローマのセンサス  5 中世・統計の空白
6 ヨーロッパ近代と統計学の誕生  7 統計学以前の統計学(1)政治算術  
8 統計学以前の統計学(2)人口統計学の始まり  9 統計学以前の統計学(3)国情論の盛衰
10 確率論の誕生  11 「確率」の概念と確からしさ  12 測定誤差の処理  13 古典確率論の完成(上)
14 古典確率論の完成(下)  15 古典確率論の数学  16 18世紀の世界と人口  
17 19世紀、資本主義と帝国主義の時代――統計学の成立  18 統計学の成立  19 ケトレーの遺産  
20 ケトレー以後の統計学――ドイツ社会統計学  21 ドイツ社会統計学の盛衰  22 ダーウィンの衝撃  
23 カール・ピアソンと記述統計学  24 19世紀から20世紀へ  25 R.A.フィッシャーの登場  
26 フィッシャーの統計的方法  27 フィッシャーの統計数学  28 ネイマン・ピアソン理論  29 記述統計学
30 激動の20世紀  31 統計的品質管理法の形成  32 確率の概念をめぐって  33 確率論の数学モデル
34 数理科学の発展  35 統計的決定関数理論  36 フィッシャーの統計的推測理論  37 指数論の展開
38 マクロ経済計算の発達  39 第二次世界大戦後の世界――冷戦  40 第2次世界大戦後の統計学の潮流  
41 ベイズ統計学の復活  42 ベイズ統計学の展開  43 統計的モデルの問題  44 モデル選択の方法  
45 情報技術の発達と統計学  46 21世紀の世界  47 数理統計学の再検討  48 「地球算術」のすすめ

序章 歴史のなかの統計学 

? 統計の誕生

? 統計学の始まり

? 古典確率論の時代

? 近代と統計学の成立

? 進化論と統計学

? 激動の20世紀と統計学

? 第二次世界大戦後の世界と統計学における多様化

? 21世紀の統計と統計学の課題

竹内 啓[タケウチケイ]
著・文・その他

内容説明

古代中国から始まる統計の歴史と様々な統計理論の興亡を、論争、人間模様などのエピソードも交えて統計学の第一人者が興味深く解説。

目次

序章 歴史のなかの統計学
1 統計の誕生
2 統計学の始まり
3 古典確率論の時代
4 近代と統計学の成立
5 進化論と統計学
6 激動の20世紀と統計学
7 第二次世界大戦後の世界と統計学における多様化
8 21世紀の統計と統計学の課題

著者等紹介

竹内啓[タケウチケイ]
東京大学名誉教授、明治学院大学名誉教授、日本学士院会員。1933年生まれ。56年東京大学経済学部卒業、61年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。63年東京大学経済学部助教授、75‐94年同教授、87‐94年同先端科学技術研究センター併任教授、1994‐2006年明治学院大学国際学部教授。専攻は統計学、経済学、科学技術論。『数理統計学』(日経・経済図書文化賞、東洋経済新報社、1963)、『無邪気で危険なエリートたち』(石橋湛山賞、岩波書店、1984)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

6ちゃん

4
人類史の中で如何にして統計が生まれ発展したのか、簡潔な歴史的記述と詳細な統計学の理論解説とともに余すところなく論ぜられる。数学が壊滅的にできない自分にとっては本書の半分は確実に理解できなかったが、それでも世界の人口統計や確率に関する議論、実験計画法の成立の歴史などのトピックには引込まれた。今でも高度な数学が必要な統計学だが、根底にあるのはデータの取得やその意味を問い続ける姿勢。著者は、個人医療への適応や地球規模の人類の活動に対しての解は統計学にまだ無く今後の課題と言う。統計学の底知れなさは想像もつかない。2018/11/07

渓流

3
統計が生まれた背景を縦横に語って秀逸。難しい数式の部分は飛ばして読んでも十分理解可能。Ⅴの推計統計学創生にかかわったピアソン、フッシャーの仕事やⅥの国力を測るために考えられたGDPについての記述は興味深く読めた。分厚い本だが睡魔に襲われることもなく楽しく読めた。2018/11/09

鴨長石

1
専門的な確率論・統計論の紹介も交えながら、人類の統計に関する歴史を辿る。細かい数式には正直ついていけない部分も多かったが、種々の統計には初めて知ることも多く、興味深かった。特に、人口は有史以来ほぼ単調増加してきたものだと思っていたが、詳細な記録のある中国の統計をみると、かなりダイナミックに増減を繰り返していたという事実に驚く。現在のコロナ禍は、未来からみればどれだけ詳細な統計を残せるのかというのが最も重要である。しかし、特に日本ではそのような長期的視野で動いてはいないように見えるのが残念だ。2021/06/04

takao

0
モデル選択の基準として、AIC(赤池)があるが、問題点もある。 2019/05/01

ワッキー提督

0
専門的な部分は読み飛ばした。2019/04/20

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