内容説明
千里眼先生が騙された、死骸なき殺害事件の怪。江戸じゅうが大騒ぎ!
声はすれど人の姿はなく、血だらけの部屋だけが……。
下手人を推理する芳斎、その裏にある真相を暴き、千里眼の名を恣(ほしいまま)の大活躍!
千里眼の先生と評判の鷺沼芳斎、着物に血を付けた質屋の番頭佐助に「出先から帰ると、主の声はすれど部屋中血だらけで人影がなく、このままでは人殺しの罪に」と助けを求められる。猫の死骸が床下から見つかり、佐助の無実を証芳斎だったが、寄寓する道具屋「梅花堂」の主和太郎の何気ない一言で事件の真のからくりがわかり……。猫騒動がまた猫を呼び、芳斎が大活躍!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
onasu
13
「目利き芳斎」と言うより「二階の(千里眼の)先生」という初巻のタイトルで覚えているシリーズ(最近、目利きシーン少ないし!)の3冊目は、通しての連作の体で言えば、おもしろく読めたが、さわりにしても、初編は同人誌でもダメ出しを食らうんじゃない? まま、それはさておき、時代もののシリーズとして、妙な大風呂敷を広げないところには好感だし、ここがそうかな?、くらいにしか分からないけど、ミステリーや落語のエッセンスが取り入れられているのもおもしろい。 願わくば、息切れしないペースでの続きを待っています。2021/05/12
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