新潮文庫<br> 妻と女の間(上)(新潮文庫)

個数:1
紙書籍版価格
¥607
  • 電子書籍
  • Reader

新潮文庫
妻と女の間(上)(新潮文庫)

  • 著者名:瀬戸内寂聴【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 新潮社(2021/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101144047

ファイル: /

内容説明

年下の研一の積極的な愛に、自らも惑溺していく未亡人安澄と、研一に思慕を寄せながら、母との秘密を知って衝撃を受ける娘耀子。夫の浮気に悩む優子と妻としての安穏な生活にあきたりない乃利子。そして妻子ある男との恋に奔る英子。――恋に悩み愛に苦しむ女たちの内面の屈折と感情の交錯を描きつつ、既成の枠ぐみに縛られない現代の愛と性を摸索して、読者の深い共感を誘う長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかこ

5
瀬戸内寂聴さんの初期の作品を読んでおかなくちゃと思い始めて1年半。4作目である。上下巻あるこの本作品は長い。読むのに結構な時間を費やしてしまった。四姉妹を軸に京都と東京が舞台、呉服の彩りが目に浮かんでくるよう、美しく妖しくそれでいて清らか、というのか作品の印象。四姉妹のうち、自分はどのタイプだろう、と考えながら読み進めた。結婚して主婦でもあるから乃利子かな、とも思うけど、安澄のような気もする。1976年に映画化されているとか、映像で見てみたいな。→下巻へ2016/08/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2373113
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす