ザ・ブルー・ナイル 知られざる英国音楽の至宝 Nileism: The Strange Course of The Blue Ni

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ザ・ブルー・ナイル 知られざる英国音楽の至宝 Nileism: The Strange Course of The Blue Ni

  • ISBN:9784866471631

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内容説明

カルト的人気を誇るグラスゴーのバンド「ザ・ブルー・ナイル」の唯一の評伝本。
メンバーと交流のある同郷のジャーナリストが、中心人物のポール・ブキャナンの協力を得て執筆


ロック、R&Bといったジャンルを問わず、その後のポップミュージックの録音作品に影響を与えつづけきたバンドの知られざる記録。

結成から40年。発表されたアルバムは4枚。
寡作ながら、いずれのアルバムも繰り返しの聴取に耐える録音芸術の至宝として、80年代のスティーリー・ダンといった形容でも評価されている。
リリース当時から、アニー・レノックス、ロッド・スチュワート、ロビー・ロバートソン、リッキー・リー・ジョーンズといったミュージシャンがファンを表明してきた。日本のミュージシャンでは、宇多田ヒカルがフェイバリットに挙げている。

日本版解説 “小さな町”のソウル・ミュージック――渡辺 亨

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白水阿弥陀丼

1
とても尊いスコットランドのバンドの本。spotifyでは30万人弱の月間リスナーがおり、根強いファンの存在が分かるが、40年で4枚というキャリアの内実はまさに知られざるものだった。継続的に活動するには当時としてはあまりに特異な形態だったはずで、本書で長く苦々しく書かれる苦境は当初から内在していたといえる。グラスゴーの街を知っていると、より彼らの音楽も本書も楽しめるかもしれないが、章間に配置された世界各地のファンの思いを読めば、記名性を排した彼らの音楽が、あらゆるホームタウンで美しく響くことに気付くだろう。2021/12/17

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