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内容説明
夢の家でギルバートとの幸福な新婚生活をおくるアン。この幸せな家庭も愛児の死によって、暗くつらい日々となるが、アンらしく生きる姿を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jamko
11
4巻。アンが『素敵な家』と呼ぶまでに最高な新居に越したアンとギルバート夫婦。ジム船長にミスコーネリアスとの交流、アンを襲った悲劇と隣人レスリーのドラマチックな物語。ほんと面白くてぐいぐい読んじゃうね。とくにレスリーの話はモノとして扱われた過去と逃れられない婚姻制度の問題が絡んでくることでフェミニズム的視点がしっかり内包されてて今読んでもグッとくる。2018/10/08
どら母 学校図書館を考える
11
先日、勤務先で、読書週間の取り組みで、「わたしの好きな本」を聞かれた。カードに書いて提出。散々迷って、「赤毛のアンシリーズ全10巻」と書いて、30回通読と書き加えた。それなのに、その学校にはアンが無い!信じられない! 購入検討。ポプラ社か偕成社か。 今日の勤務先にはこのシリーズがあった。とりあえず、久びさにレスリーに会おうとパラパラ読む。活字詰まってるなあ。フォア文庫と比べてみたい。でも、フォア文庫は、この巻までらしい。私としては、「アンの娘リラ」を捨てがたいので、やはりこっちかな。2016/10/28
ローズマリー@2-2
7
まさかのギルバートとアンがくっついて!! まじか、っとびっくりww 「赤毛のアン」シリーズの中でも一番好きな巻です! 2016/01/11
Takako
3
アンとギルバートの新婚生活。これまでと同じように幸福に彩られた場面から始まりますが、アンを含めた登場人物たちの人生の苦難も描かれます。ほがらかで魅力的な元船乗りの老人・ジム船長が、若きアンたちにどっしりと生きる道を示してくれます。物語に差し込む陽光のような作者の眼差しが感じられ、とてもあたたかい読後感でした。2015/09/01
中身はおじさん
2
アンがギルバートと結婚、夢の家に住み、去るまでのお話。最後のところで、少し泣きました。私も私の夢の家と別れた事があるから。子供達を育ててくれた、喜びと苦しみと笑い声と涙の詰まった、あの家。あの家を去るとき、私も一部屋一部屋に別れを告げました。うーむ、これが、少女向け・・。少女の頃によんでいますが、当時はやはり、ピンとこなかったようで、全く記憶にありませんでした。後日、再読。子供達に会いたくて、又、少し泣きました。 2023/01/08