神曲

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紙書籍版価格 ¥1,705
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神曲

  • 著者名:川村元気【著】
  • 価格 ¥1,705(本体¥1,550)
  • 新潮社(2021/12発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103542810

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内容説明

小鳥店を営む檀野家の平穏な日常は、突然終わりを告げた。息子が通り魔事件で刺殺され、犯人は自殺。地獄に突き落とされた父、母、姉の三人が、悲しみと怒りを抱えながらも足 き、辿り着いた先にあるものとは。次々に明かされる家族の秘密、ラスト20ページの戦慄、そして驚嘆の終曲。震えるほどの感動が待つ、著者渾身の飛躍作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

273
あなたは神を信じますか? 私たちは神聖家族になって、亡き息子と一緒に永遠の世界で生きるのです。父、母、娘、三人の視点で描かれる、宗教への戸惑い・盲信・疑念。信じるものは救われるのか? この多面的に宗教を捉える小説に、読者はやるせない心苦しさと、そこはかとない感動を味わうのです。そして、私は、少なくとも、読書が人生の糧となることを信じたいです。2022/01/10

starbro

240
川村 元気は、新作中心に読んでいる作家です。久々の新作は、家族とカルト宗教の物語でした。私は無神論者ですが、三大宗教の聖地、エルサレムを訪れたら宗教観は変わるでしょうか? https://bunshun.jp/articles/-/502712021/12/06

いつでも母さん

178
「良いことは神の御加護、悪いことは神の試練」確かに神は酷いかも・・だが、溺れる者は藁をもつかむとも言う。信じる者は救われる。救われたいのだなぁ。天国も地獄も、すべてここにある。と帯にある。そこはどこ?宗教とか、信仰心が織り込まれてる作品は正直苦手で、ラストに向かう数十ページは破壊しかなかった。2021/12/13

美紀ちゃん

115
被害者家族の悲しみが深い。息子を亡くした母の落ち込みが深い。何かにすがりたくなるのはわかる。悲しさに支配されてばかりではいけない。しかし、宗教はよくない。300百万円も持っていかれるのは、怪しまないと。 神様→ただの壁。 どうして生きることがこんなに苦しいのか、なぜこんな辛い目に遭うのか。 人は理不尽を壁に向かって嘆きながら、そこに神を感じるしかない。 と、隼太郎くんは言う。 「神」ごめんなさい。私はまゆつばって思ってる。 ラストの最上さんの狂気は怖くてドキドキした。 この家族は大丈夫。きっと。2021/12/04

よつば🍀

85
小学校校門前で起きた凄惨な場面から物語は始まる。檀野小鳥店を営むどこにでもいそうな四人家族。この家で暮らす小学生の長男が通り魔によって命を失い、犯人はその場で自殺。突然地獄に突き落とされた家族は救いを求める様に「永遠の声」と名乗る怪しい宗教にのめり込む。この胡散臭い合唱隊を一心に信じる母親、躊躇いつつ母と共に信仰する娘、訝しみながらも、飄々として掴み処がない父。物語は三人の視点で順に描かれる。もし自分が同じ立場になったなら、やはり何かに縋りたくなるだろう。信じる者の正体は神か悪魔か。カルトの闇に迫る作品。2021/12/03

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