光文社文庫<br> おとぎカンパニー

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光文社文庫
おとぎカンパニー

  • 著者名:田丸雅智
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2021/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334792848

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内容説明

新入社員が会社で見つけた不思議な鏡。「鏡よ鏡、同期で一番仕事ができるのは、だぁれ?」と尋ねると……。(「同期で一番」) 大学の教務課には、落とした単位をくれる女神のような女性がいるという。(「教務課の女神」) 「白雪姫」「金の斧」「赤ずきん」など、誰もが知る名作童話を大胆アレンジ! あなたを夢の世界へと誘う傑作ショートショート14篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

188
名作童話を現代を舞台にしてアレンジしたショートショート。田丸さんはブラックなのも書けるんだね。意外だったけど、それがことのほか面白い。そして、いつもの不思議感満載の話も面白い。まあ、知らない童話もあったんだけど、どれもが落としどころが見事。ラストの話は、いつもの田丸さんらしい話で終わってくれたので、読後感は良かったです。ホントにどれも良くて田丸雅智の傑作と言っていいかもしれない。それにしても、To be continuedって、続くのかい。それは楽しみだ。2021/12/28

うまる

31
童話がベースのSS。続編が数作出ているので、さぞ面白いのだろうと期待していましたが、ウマイ!と思わず膝を打つような話はひとつもありませんでした。最悪なのは、スタンリイ・エリンの劣化コピー(『つまみの家』)が、さも自分で考えたネタのように収録されていること。綾辻氏や米澤氏のように膨らませたオマージュじゃなくて、元ネタまんまだもの…。 それ以外の話もクスリともしなかった。お笑いなんか見てると、つまんないを通り越して、演者が可哀相になってくる事ありませんか。そんな感じです。2022/03/07

ぶんぶん

24
【図書館】初著者本、おとぎ話とショート・ショート、判る様な判らない本。 お伽噺を大胆にアレンジと言っても小説は元来そのようなものだし、もう少し原作に寄せた方が良かったかも。 真面目に読むもので無く、暇つぶしには恰好の作品かも。 あまり、心の引かれるものは無かったかも知れない。 ショートショートは、星新一のように何かがキラリと光らねばと思う。 2023/11/12

一華

24
田丸さん作品二作目…これはいいとこ突いてるというか、落としどころが秀逸。名作童話を大胆にアレンジしてはいるのだが、なぜか、元々のお話を逸脱しすぎていないように思えてしまう。子どものころに読んでいた童話の世界観の中で新たな展開を素直に受け入れられてることに驚く。おもしろい!このシリーズは続くらしい、読みたい!もちろん、他の作品も…2022/01/02

ひー坊

22
モチーフが誰もが知ってる童話だからイメージしやすいしさらっと読める。メタな文章もあり現代的アレンジがきいてて面白い。他の作品も期待。2022/12/16

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