内容説明
魔法適性が劣等属性の水魔法だったミズキは、我流で水魔法を研鑽し続け、そしていつしかそれは全く別次元のものへと進化を遂げていた――。劣等属性のはずの水魔法で最強の座水帝を目指し成り上がっていく!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
24
★☆ web版既読。 カクヨムで連載されていた今作を読んでおり、印象も良かったので購入した作品。しかし。書籍で読むと全体的に何故か物足りなさを感じてしまい、読後の満足度も殆ど感じられなかった所は残念。最弱魔法である水魔法を武器に一人の少年がのし上がるという、俺TUEEEE・ざまぁ要素を取り入れた設定は良いと思うが、水魔法を極めるまでの描写が殆ど描かれない・そもそも俺TUEEEE出来る程の水魔法に対しての凄みを感じられないなど前提の部分の詰めがかなり甘く没入感を感じにくい。それでもヒロインが可愛らしく→2021/12/16
真白優樹
13
水属性の魔法が劣等魔族として蔑まれる世界で、転生した少年が独学で水魔法を極め、成り上がっていく物語。―――見せつけろ、劣等に秘められた無限の可能性。 王道的、そして緻密に物語が組まれ、その中で直球ど真ん中の面白さが炸裂する。それが故に面白い物語であり、既に万能的な様々な手札を用いてのバトルが心をくすぐる、真っ直ぐに面白い物語である。始まったばかりの成り上がり。果たして無限の可能性を示していく少年は、今後何処まで成り上がっていくのだろうか。その無限の可能性の先に待っている未来とは。 次巻も勿論楽しみである。2021/12/04
nishiyan
12
水属性が劣等属性として蔑まされる世界に、その水属性を持って転生したミズキが数々の困難を乗り越え、水魔法で最強の座「水帝」へと登りつめるファンタジー。生後すぐに塔屋で幽閉というハードなスタートも女神から与えられた能力と前世の知識を使って水魔法を編みだすのは興味深い。それらを使ったバトルも多種多彩で、その実力を見せつけているのも心地よい。エルフの師匠グローリエルや姉弟子ララノア、エリザベートとの出会いは楽しく、どこか達観して冷めている彼に感情を与えているのも愉快。今後、彼はどう成り上がるのか次巻が楽しみ。2021/12/05
しゅがー
1
主人公が水属性の使い手というあまり無い感じだったので購入。 水属性だから戦闘のバリエーションも多いんだろうな、とぼんやり思っていたけどわりと序盤から多彩な技での戦闘があり楽しめた。 ストーリーもしっかりとしていてきっと序盤で出会った人達の伏線も後々回収してくれそうなので今後も楽しみ。2021/12/04
小娘とドラゴン
0
戦闘と日常のメリハリがついていて面白かったです。タイトルから戦闘が売りだと思っていましたが、日常の描き方が上手で優しい物語に感じました。特に序盤のグローリエル、ララノアと家族になっていくあたりのミズキの考え方と二人のリアクションがよくて私は好きです。また旅立ちの後、宿での会話や行動も暖かくてよかったです。ありがちな斜に構えた主人公ではなく、捻くれず、諦めず、腐らず行動する主人公は見ていて気持ちがいいです。だからこそ、日常のちょっとした会話や行動、出会う人達に優しい部分を感じるのだと思います。2022/03/21
-
- 電子書籍
- ティム・クックーアップルをさらなる高み…
-
- 電子書籍
- 【2017年総選挙(3)増大号!】 大…
-
- 電子書籍
- 月給プロゲーマー、1億円稼いでみた。
-
- 電子書籍
- 問題解決ドリル
-
- 電子書籍
- あれから 幻冬舎文庫