文春e-book<br> 脱日本入門

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文春e-book
脱日本入門

  • 著者名:加谷珪一【著】
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 文藝春秋(2021/12発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163914817

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内容説明

テレビでもおなじみの経済評論家、加谷珪一さんの最新作。
タイトルは「脱日本入門」ですが、海外移住だけの本ではありません。日本にいても、海外の株を買えば、それは立派な脱日本。成長が止まった日本にこだわっていては、我々の資産の成長も止まったままです。投資やサイドビジネスなど、個人の経済活動の目を海外に向けただけで、状況は180度変わります。

今のお給料のうち決まった割合を投資に回すと決める。投資額が足りなければ、サイドビジネスを考える。まずはそこから始まります。次に投資先。加谷さんはここで「脱日本」を指南します。結局、株式はその国のGDPの成長分だけ上昇するという事実に目を付け、世界で成長が著しい地域を探します。
そして、肝心なのは、「その国でいちばん有名な会社の株を買う」こと。そして、5年間の営業利益が黒字ならば、ネット証券を通じて購入する。このように、手取り足取り、じつに詳しく、海外投資を指南してくれます。

心強いのは、ここに書いてある手法は実際に加谷さんが実行して、そして数億円の資産を築いたということです。資産家の子弟でもない普通のサラリーマンだった加谷さんが、今、億万長者になった、その手の内を披露してくれるのです。世間の投資本にありがちな、リスクを無視した一攫千金を薦めるところは微塵もありません。じつに手堅い手法ながら、必ず儲かるやり方なのです。

「失われた30年」を漂流する日本をあきらめて、海外に目を向けるだけで、私たちの老後は希望のあるものに変わります。ここでは「投資」「副業」「本業」「場所」の4つの「脱日本」について説明します。最後の「場所」は海外移住ですが、それ以外の3つは日本にいながらにして実現可能です。
とにかく、明日からでも始められる投資のバイブルです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

turtle

4
成長が期待出来ない日本ではなく米国の超有名な大企業の株を買う、というのは一般的なお話ですが、ebayを使って直接海外へ打って出ようというのはなかなか面白かったです。海外で働くための大学選びなども新しい視点で、参考になりそうです。2022/07/20

AM

1
いったいこの国はどこまで落ちていきたいんだろう。そう思う時があります。自ら国際競争力を失う方向の政策を連発するこの国で一定水準以上の生活を送りたいなら脱日本化することがこれからは必須なのかもしれません。悲しいことですが。2023/09/19

ray

1
☆3 外国との取引(eBay)、就職、移住。すぐに出来るのは投資。海外に目を向けないと先細り。人口増、イノベーション活発の東南アジアにも追い抜かれる。2022/03/11

Noriko S

0
テレビでよく見る方の本。いわれていることよくわかる。実行するのは難しそうだが、日本の現状については認識を新たにした。2025/07/30

hiyorinobita

0
日本企業が世界から遅れを取るのはなんとく本書を読んで納得できます。 海外移住は考えてないので、それ以外のものはあまり参考になりませんね!2024/06/13

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