幻冬舎新書<br> 日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

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幻冬舎新書
日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

  • 著者名:国立国語研究所【著】
  • 価格 ¥961(本体¥874)
  • 幻冬舎(2021/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344986374

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内容説明

毎日あたりまえに使っている日本語。だが、ふと疑問に思うことはないだろうか。
そもそも漢字はいつから日本にあるのか?
「シミュレーション」を「シュミレーション」とつい発音してしまうのはなぜだろう?
「確認させていただいてもよろしいですか」は乱れた日本語なのか?
これまでの絵文字・顔文字とLINEのスタンプでは何が違う?
ことばのスペシャリストが集う国立国語研究所が、国民の抱く素朴だが奥深い疑問に呻吟(しんぎん)しながら出した名回答を厳選。
日本語の教養をこの一冊でアップデート!

●明治時代、犬は「カメ」と呼ばれていた
●漢字のない国にもキラキラネームは存在する
●江戸時代の「おじいちゃんらしい話し方」は関西弁だった
●「クールビズ」が流行って「省エネルック」はダメだったワケ
●「それから」「そして」「それで」はどう違うのか
●「最も~の一つ」は翻訳から定着したことば
●日本語は本当に難しい言語なのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

十川×三(とがわばつぞう)

79
面白い。▼世界の言葉についても知れる。ドイツ語の複雑さに驚く。▼西武百貨店で"ニシタケマモル様"と放送があったら逃げるべし!▼ハンガリーは命名リストから名付ける。▼蝶は1頭(とう)と数える。▼言語は4千以上。文字をもつ言葉は4百程度。▼西洋人が犬にcome!と言うから,西洋犬=カメとなった。愛犬にポチと名付けるのは,明治6年以降。2022/07/11

けんとまん1007

75
普段、「何でだろう・・?」と思わないことを、改めて、問われたような気分。なるほど、そうなんだ・・と、思うことが多い。言葉は、時の流れと共に、どんどん変わりゆくものである。もちろん、その中で変わらないものもあれば、意味が反対になるのも。ますます、言葉への興味が深まった。2024/11/03

なっぱaaua

75
とても興味深かった。日本語で気になることを国立国語研究所に寄せられた質問をその関係者が答えたもの。若者言葉の「やばみ」などの「~み」を解説したり、敬語の使い方や世界の言葉との比較や外来語、日本語の歴史など盛りだくさん。プロが説明してくれるのだけど優しい言葉で語ってくれるので、本当に分かり易い。日本語で私達が日頃気になっていることをカバーしてくれる。特に「元号の規則性」や「発音のゆれ」「十二支の話」などはネタとして使えそう。手話に方言があるという事には驚いた。2022/01/29

Ikutan

70
毎日あたりまえに使っている日本語ですが、これがなかなか奥深い。言葉のスペシャリストの方々が、様々な日本語の疑問に答えてくれる一冊。最近の若者言葉や敬語の使い方、世界の言葉との比較や歴史から読み解くフシギなど、日本語の豆知識が載っています。明治時代、犬をカメと呼んでいたなんて知らなかったなぁ。『futon』と『布団』の違いはびっくりだったし、略語や元号の音律構造にはなるほどねぇと。ただ、"眠れなくなるほど面白い“内容ではなかったな。2022/08/25

みこ

57
日本語に関する身近な疑問を掘り下げる。Q&A式なので一つ一つはそこまで深く掘り下げるわけではないが(世の中には「~させて頂く」だけで新書一冊語られている本もある)トリビア程度に気軽に読める。中には質問自体がよくそんなことを疑問に持ったなとチコちゃん的な質問もチラホラ。2022/08/13

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