ハヤカワ・ミステリ<br> でぶのオリーの原稿

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ハヤカワ・ミステリ
でぶのオリーの原稿

  • 著者名:エドマクベイン【著】/山本博【訳】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 早川書房(2021/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150017422

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内容説明

市長選の有力候補者が、イベントの舞台上で何者かに狙撃された。全市を揺るがす大事件を担当するのは、88分署オリー刑事。だが現場に駐めた車から彼の処女小説の貴重な原稿が盗まれてしまう。重大事件そっちのけで、オリーの関心は原稿の行方に……異色の主人公を起用し、斬新な手法を駆使した話題作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Panzer Leader

39
50冊以上の作品を誇る87分署シリーズだが自分にとっては多分初読み。人々を震撼させるような犯罪者とか、スーパーヒーロー的な活躍をする刑事が出てくるわけでは無く、ごく普通の事件を淡々と綴った群集劇。登場人物も多く複数の事件を扱っているが、それ程複雑でもなくサラサラと読みやすい。こんなに面白いならシリーズ通して読んでみたいが、このボリュームに怯んでしまう。45冊目/「海外ミステリーマストリード100」 2018/05/26

空猫

20
【海外ミステリマストリード26/100】87分署シリーズは『警官嫌い』しか読んでないので、分からない箇所が多々あったが、それでもたのしめた。売れる小説の書き方指南のおまけや、刑事オリー作の小説が挟まっていて、それが事件とも絡まり二度も三度も美味しい。オリーの大食漢で(お陰で超デブ)、シャツに食べこぼしの染みをいつもつけ、人種差別甚だしいキャラは好きではないのだが。このシリーズを順に読破したいけれど、もう無理そうだな~残念。2020/08/17

アーチャー

6
脇役ながら、そのデリケートのなさで印象的なキャラクターだった88分署のオリー刑事が、本作では主役級の活躍をするシリーズ異色作・・・と裏カバーに書かれていたが、しっかりキャレラや他の87分署刑事たちも登場&活躍するいつもの展開でした。ならば、本当の意味でシリーズ異色作だった「灰色のためらい」のような展開を期待するのはわがまますぎるかな?2013/05/25

八百蔵

2
ゴメス巡査には記憶があるので、読んでいたような気もする。それでもいい。日本の警察小説を読む度に、大したことないような気がするのは、このシリーズを読んでしまったからだと思う。とにかくテンポがいいし、検事、警察、売春婦、密告屋、そして犯人まで、みんな息をしている。キャラ立ちのこれほど凄い小説は、警察小説に限らず、あんまりないのでは。再翻訳を期待したい。2020/11/20

渋谷英男

0
サクサク読めなかった。登場人物が多いからか、男女の区別がつきにくいからか?☆2.52017/04/27

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