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内容説明
昭和16年(1941)12月8日、日本が真珠湾攻撃に至る道筋には、いくつもの要因があった。泥沼化する日中戦争、さらにドイツのポーランド侵攻による第二次世界大戦の勃発は、日米両国を欧州情勢に巻き込むかたちで、対立を激化させた。そして下された南雲機動部隊によるハワイ・オアフ島の真珠湾攻撃という決断。日本海軍の機動部隊6隻の空母より発艦した350機が航空攻撃を行ない、アメリカ太平洋艦隊の主力に甚大な被害を与えたのである。その博打にも等しい作戦と戦果は世界を震撼させた──。多様な視点から日米開戦の実相を浮かび上がらせる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pulapula60
0
第1部開戦に係わる政治、外交編、第2部航空主兵を描く空母機動部隊編、第3部実体験者の証言を含む真珠湾攻撃編からなる雑誌「歴史街道」掲載文の編集である。著者により開戦の原因は異なるが、千変万化、両者の認識の相違により戦争は起こるのであろう。だから正しい情報を得て政権に任せずみんなで考えなければならないのであろう。軍艦制限の中で航空兵力=空母機動部隊に着目したように人間の知恵を平和に活かせないか?2022/08/26
まきお
0
アメリカとの戦争は避けるべきと主張してきた山本五十六が起案した真珠湾攻撃はよく考えられた作戦であり、大成功であったという。 しかし結果的にアメリカが参戦する口実を与えてしまったことは触れていない。 また、アメリカは暗号を解読していたため、真珠湾には主力艦船は残されていなかったと聞いているが、この本では触れていない。 戦闘の現場にいた兵隊の高揚した気分はよく伝わってきた。2022/03/22
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