内容説明
山形県鶴岡市で発見された身元不明の白骨死体。即身仏が眠る出羽三山と名勝・天橋立で起きた殺人事件を繋ぐ因縁の糸。母と娘、現在と過去、優しい嘘と許されざる真実――。封印されていた秘密が「アマテラスの子」神代静香と浅見光彦を「黄泉の国」へと招き寄せる。そして「もうひとりの光彦」によって、浅見家の名前の由来も明らかに。大好評シリーズ通算第111作、待望の文庫化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
71
テレビで見たことはあるけれど、読むのは初めての浅見光彦シリーズ。浅見光彦と見れば沢村一樹と脳内変換されてしまいながら読んだ。風来坊のようで、兄の名前が水戸黄門の紋所のような役割を果たす滑稽な家族のイメージだったが、なんとも由緒正しい家名だったようだ。舞台の山形の自然に触れてみたくなるような描写。殺人に関しては、暗い動機のために、読んだ後に少しすっきりしないものが残る。まあ、シリーズとして安定感はあるのだろうが、敢えて追いかけようとは思わないかな。2015/01/20
アーちゃん
46
2011年単行本、2014年文庫化。シリーズ通算第111作というのが凄い。今回の舞台は京都・天橋立と山形県鶴岡市。「アマテラスの子」神代静香を訪ねる女性が殺された。母親の故郷、出羽三山へ向かう静香が会ったのは、「旅と歴史」の取材で天橋立に来ていた浅見光彦だった。「アマテラスの子」と「呪う女」、特に呪う女が凄まじい。浅見の飄々としたキャラが重い内容の作品を救っていると思う。山岳信仰と千葉県八千代市が繋がっているというのを始めて知った。2026/06/19
K
32
初内田康夫さん。地元が出てくるので読んだけどこれが有名な浅見光彦シリーズか。確かにテレビの2時間ドラマになりそう。このシリーズが100冊以上ある事にびっくり。2017/11/24
あなご
30
シリーズ通算111作目です。今回は醜い人間関係が事件の裏に存在していました。醜い人間関係の話は読んでいて気分の良いものではありませんね。浅見家の名前の由来も明らかになりました。主な舞台は山形と京都でした。2014/04/16
ぱちお
22
光彦さん、なかなか結婚できないのは、毎回取材先で美人と知り合いになりすぎるから。なかなか決めかねちゃうよね。今回のヒロインは名前がキレイ。浅見静香、いいと思う。相変わらず、内容はどろどろしてましたね。2016/01/25
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