新潮文庫<br> 黄泉から来た女(新潮文庫)

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新潮文庫
黄泉から来た女(新潮文庫)

  • 著者名:内田康夫【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 新潮社(2021/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101267289

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内容説明

山形県鶴岡市で発見された身元不明の白骨死体。即身仏が眠る出羽三山と名勝・天橋立で起きた殺人事件を繋ぐ因縁の糸。母と娘、現在と過去、優しい嘘と許されざる真実――。封印されていた秘密が「アマテラスの子」神代静香と浅見光彦を「黄泉の国」へと招き寄せる。そして「もうひとりの光彦」によって、浅見家の名前の由来も明らかに。大好評シリーズ通算第111作、待望の文庫化!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

71
テレビで見たことはあるけれど、読むのは初めての浅見光彦シリーズ。浅見光彦と見れば沢村一樹と脳内変換されてしまいながら読んだ。風来坊のようで、兄の名前が水戸黄門の紋所のような役割を果たす滑稽な家族のイメージだったが、なんとも由緒正しい家名だったようだ。舞台の山形の自然に触れてみたくなるような描写。殺人に関しては、暗い動機のために、読んだ後に少しすっきりしないものが残る。まあ、シリーズとして安定感はあるのだろうが、敢えて追いかけようとは思わないかな。2015/01/20

32
初内田康夫さん。地元が出てくるので読んだけどこれが有名な浅見光彦シリーズか。確かにテレビの2時間ドラマになりそう。このシリーズが100冊以上ある事にびっくり。2017/11/24

あなご

30
シリーズ通算111作目です。今回は醜い人間関係が事件の裏に存在していました。醜い人間関係の話は読んでいて気分の良いものではありませんね。浅見家の名前の由来も明らかになりました。主な舞台は山形と京都でした。2014/04/16

ぱちお

22
光彦さん、なかなか結婚できないのは、毎回取材先で美人と知り合いになりすぎるから。なかなか決めかねちゃうよね。今回のヒロインは名前がキレイ。浅見静香、いいと思う。相変わらず、内容はどろどろしてましたね。2016/01/25

ヨーコ・オクダ

16
ヒロインは、宮津の役所に勤める神代静香。彼女を訪ねて鶴岡からやってきた女性が天橋立で殺され、また静香の亡き母も鶴岡出身やったことから、ストーリーの舞台はそちら方面へ…。修験道云々、宿坊云々の昔からのゴタゴタ&ドロドロのベースの上に、いくつかの事件の種が埋められている。このベースの部分に結構なページが割かれており「この先、ちゃんと収拾つくんやろか?」と心配になった程wお決まりの「浅見刑事局長の弟さん…!?」の場面もかなり後ろの方やし。今回、光彦の母上も兄上も登場しないので、個人的にはちょっと物足りひん感じ。2015/01/31

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