色彩飛行<br> はじめてのモネ

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¥2,420
  • 電子書籍

色彩飛行
はじめてのモネ

  • 著者名:中川真貴
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 求龍堂(2021/12発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763021076

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内容説明

◎名画シリーズ「色彩飛行」ついて
芸術書100年の求龍堂から、名画シリーズ「色彩飛行」創刊。毎号、ひとりの画家に焦点をあて、その作品と生涯を紹介するシリーズ。
作品を色別に章分けするというこれまでにないアプローチで、画家の作品と人物像を紹介。「はじめて」画家を知るひとも、画家の「はじめて」を再発見するひとも楽しめる「はじめての」入門書。

◎本号について
印象派の原点・睡蓮の画家・モネ。
「絵画は私にとって苦しみである」と言ったモネ。
印象派の由来はモネが出品し酷評を浴びた『印象・日の出』から生まれる。
完璧主義のモネは優れた才能の持ち主であったが、それ以上に努力家であった。
パリのオランジュリー美術館を飾る「睡蓮 大装飾画」は、最晩年の作品で、失明寸前の状態にあって描き続け、亡くなる直前にようやく完成させたものだ。
絵を描くことに苦しむ努力家のモネと、グルメでダンディな浪費家のモネ。
「多彩」なモネの人生に出会うモネへの入門書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

107
モネの連作は48歳の「積み藁」から始まり「睡蓮」の連作は66歳から。画家人生70年に及ぶが、移り行く光を追い求めた。青「死の床のカミーユ・モネ」・赤「印象・日の出」・黄「ヴェネツィアの大運河」・緑「ルエルの眺め」・白「ジャン・モネと木馬(MET)」・黒「エトルタ海岸の船」が印象的でした。日本でモネの絵が見られる美術館は全国に24館ありますが、モネの絵は世界中で見られるので、この本ではじめて見る絵画も多くありました。それぞれの色をどのように絵画に反映させたのかという視点から、これからのシリーズも楽しみです。2022/01/18

青いうさぎ号

19
印象派の巨匠・モネにとっては「絵画は私にとって苦しみである」なのだそうだ。ルノワールと真逆!努力家で自分の作品に満足したことはないそうだ。一方、美食家かつ浪費家で、日本画にも興味を持ち、精力的にたくさんの作品を描き、子どもたちにも恵まれて86歳の人生を生ききった。このシリーズは、作品のよさを再発見できると共に、画家の人柄が伝わってきて身近に思える。(Special thanks for アキ様) 2022/02/26

Aka

6
美術館のモネ展に行ったことをきっかけに読み始めた。作品自体とその作品を制作していた時のモネの状況を分かりやすく解説している。モネ展で観た作品は3つくらいしか載っていなかったけど、まだまだたくさんの作品があるようなので観てみたい。絵は見開き1ページだと、ページの境目の部分がよく見えないのでそこが残念。入門書に適している。2023/12/01

takakomama

6
モネの5つの連作、青、赤、黄、緑、白、黒の色別に絵画を紹介。画家の中で、モネが一番好きです。「積み藁」が好きです。色で分類すると、年代が行ったり来たりになってしまいます。 2023/10/29

氷菓子

5
モネといえば風景画のイメージだけど、人物画や静物画なども収録されていて、バラエティに富んだモネが見られる。意外とモネが浪費家だったことが絵画から分かるのも面白い。勝手に清貧な人だったのかと思ってたけど、そこそこ収入があるのにそれ以上に浪費してたから貧乏だったとは。。。モネの絵は風景が主役で中の人物は景色の一部でしかないとのことだけど、それでもモネが多くの家族や友人と幸せな時を過ごしていたのが伝わってきた。2022/01/15

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