バンブーコミックス どるから (8)

著者名：石井和義【原作】/ハナムラ【作画】

竹書房（2021/11発売）

• ISBN：9784801974838

内容説明

K-1の創始者・石井和義館長が描く
格闘技×ビジネス×ファンタジー!

空手道場を営む父親と慎ましく暮らしていた一ノ瀬ケイだったが、父親が突然他界。
負債を抱えていた道場をケイ一人で切り盛りするが、借金はさらに増え、ついにケイは自殺の道を選ぶ。
そんな中――脱税の罪で出所したばかりにもかかわらず交通事故で即死した石井館長の魂が
自殺で混迷中のケイに乗り移ってしまう。事態を把握した石井館長は道場の立て直しに打って出る。
過去に培った道場経営のノウハウと現代に合わせた情報ツールを駆使し、軌道に乗りかかった一ノ瀬道場は
ついに格闘技イベントの世界へ打って出た。そしてユニバースガールズ格闘技イベントを成功させたケイは
次なる一手として女子高生たちを集めた格闘技イベント“JK-1”を開催!果たして、
女子高生に転生した石井館長は不況と言われる日本の格闘技界に新風を巻き起こすことができるのか――？
★単行本カバー下画像収録★

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[笠]

3.5 「コンビニ方式」と「アカデミー方式」を取り入れた現代的道場経営論は興味深いけど、「そんなのタダの金儲けじゃないか」という問いへの答えが少林寺拳法を例にた抽象的な精神論なのが詐欺師めいていて胡散臭い。「え？経営って徹頭徹尾金儲けの話なのだが？」と開き直るべきところでしょ、そこは。トーナメントは意外性があって面白かったが、打って変わって山中での死合とは、節操がないというか、この良くも悪くもごった煮な感じが本作の特色なんだろうな。

2024/05/29

[コリエル]

この巻は令和時代の道場経営は如何にすべきかという構想にけっこう時間使ってて面白かった。変なバトルロイヤルは勝って得るものが見えてこないしどうなんでしょ。

2022/01/29

[Ume]

めっちゃ飽きてきた。

2022/05/05

[祐樹一依]

【○+】道場経営の話は、なんだかナルホドの塊なのである。

2025/07/26

[Yamineiko]

JK-1編が終わって、経営の話が多めの巻で面白かった、

2023/08/12