新潮新書<br> コロナ後―ハーバード知日派10人が語る未来―(新潮新書)

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新潮新書
コロナ後―ハーバード知日派10人が語る未来―(新潮新書)

  • 著者名:佐藤智恵【編著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 新潮社(2021/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106109317

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内容説明

日はまた沈むのか。コロナ禍からの反転攻勢は可能か。これからの戦略の要点とは何か。ハーバード大学の知日派教授10人に緊急インタビューを敢行。世界最高の知性たちから返ってきたのは、前向きで示唆に富む言葉だった。2030年の展望、新たなキーワード、日本が本来持っていた伝統と強み……彼らの知見は未曾有の危機に立ち向かう私たちに前を向く勇気を与えてくれる。激動の時代を賢く生き抜くための書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

48
E館新刊棚。ジョーンズハーバード大学教授は、矛盾だらけのSDGsを指摘。気候変動問題を解決しつつ、経済成長?(112頁)開発こそが気候変動要因なのに、同時にめざせない。つまりは、トレードオフなのか。地球を本当に守りたいのであれば、消費行動、物質主義、経済成長の目的をすべて見直さなくては(同頁)。ごもっとも。エドモンドソン同大教授は、VUCA(Volatility変動性、Uncertainty不確実性、Complexity複雑性、Ambiguity曖昧性)の時代を指摘(222頁~)。アイデアの重要性を説く。2022/02/24

さきん

31
アメリカ、中国、インドの企業は、やはり勢いがある。日本の弱みは全体が高齢化し、若い人のアイデアが出ても、中々形になりにくい。逆に強みは、決めたことは確実に進めること、正直な商売。何のために事業を頑張るのかという哲学は渋沢栄一、生産性を高める地道なカイゼンはトヨタから改めて学ぶことは多い。コロナ禍は行き過ぎたグローバル化に歯止めをかけ、日本国内の生産能力を上げるチャンス。2022/02/05

やす

7
ハーバードの先生たちが思うままに話した内容を一気に本にまとめたもの。内容が浅かった。2022/08/21

Good Tomorrow

7
日本経済については悲観的な見方が国内では主流ですが、米・ハーバード大学経営大学院(HBS)ではコロナ禍の中でも、日本に関わる新たな教材が次々出版されていたそうです。「悪いお手本」ではなくて「良い見本」として。トヨタ自動車、ANA、オリエンタルランド、さらに渋沢栄一…。「両利きの経営」「心理的安全性」「集合天才」など、近年のビジネスで注目されるキーワードをまじえ、これからの世界、日本についての見通しを10名の知日派教授による解説。読後、かなり前向きになれる一冊でした。2022/01/08

スコットレック

1
コロナとの闘いはまだまだ続く。ワクチンとウイルスのいたちごっこ、最後にワクチンが勝つよう進み続けるしかない、というような意見は本書に登場する殆どの教授の方が話しています。楽天的な意見ばかりではないですが 未来への提言がどの方もしっかりなされているので 読むと前向きな気持ちになるかと思います。2021/12/09

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