内容説明
チェルノブイリ原発事故で消えた村。いつかみんなが戻ってくる日を信じて、教会を再建するおじいさん。がんのため、痛みと闘いながら歌い続けたジャズ・シンガー。阪神大震災で隣に寝ていた母を亡くし、自分を責めて生きてきた女の子。過酷な状況、深刻な病気でも、ひとつのいのちを丁寧に生きる人々。大切なかけがえのないものを、なげださない姿を、あたたかく見つめる医師の希望と感動のエッセイ。
目次
第1章 どうせダメなら、どん底まで行っていい。必ず翔べる―アルコール依存症から立ち直ったヒロさん
第2章 転移しても再発しても、なげださない。がんが治った―支えあい、笑いあって、病を乗り越えたふたり
第3章 自分の夢をなげだすときもある。人のために―放射能汚染で地図から消された村に生きる、飛行機おじさん
第4章 かつての敵を許す。憎しみの連鎖を断ち切れ―アメリカで生き、平和のために被爆体験を語り続ける笹森さん
第5章 心の目で見てみよう。大切なものが見えてくる―盲導犬とともに福祉活動にいそしむキミエさん
第6章 明日を信じているからできる。遙かな夢への小さな一歩―故郷アフガンへ森を贈る「ドイツ国際平和村」のマスードさん
第7章 いのちは輝かせられる。ラストの一ページまで―死を背負い歌い続けたシンガーmicoさん
第8章 人の悲しみを癒やすとき、自分も癒やされる―震災を越えてつないだ「いのちのバトン」
第9章 自分の悲しみは横に置いて、人の悲しみを支える―病気の子どもたちに希望と薬を届ける、イラクのイブラヒム先生
第10章 みんな違って、みんないい。不揃いのカボチャたち―北の大地で、ともに生きる「共働学舎」の二五人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蓮華
りえぞう
K Fussan
猫好き古本屋のつぶやき
ペンギンに気をつけろ
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