内容説明
クワコーが帰ってきた! 「日本のジーヴズ」と讃えられるユーモアミステリ不屈のカムバック。全国で一、二を争う底辺偏差値校・たらちね国際大学を舞台に、次なるミッションは「ゆるキャラ」だ!
※この電子書籍は2019年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
19
クワコー第三弾。クックッ😆クワコー、もはや大学の授業なんてしてないじゃん!ゆるキャラの中の人になったり、前作のザリガニに続きセミまで食べだしちゃったよ。しかしこの大学(ボーコー大も)に授業料払うのは嫌だわー。カネなし、ヤル気なし、実力なしのクワコー、家庭教師に習うくらいなら、太宰は諦めて近代作家の貧乏ぶりを研究するとかなら、興味が湧くんじゃないかな?そういえば教育勅語の再認識って話題があったね。その頃書かれたのかな?クワコーの同僚かなり増えてきたので、今後は渾名つきで人物紹介つけてくれないかな。2021/11/09
みこと
17
図書館になくて本屋さんで探して見つけて買いました。やっぱり面白い。クワコー最高文芸部最高。でも前作、前々作よりは面白くないかな。マンネリ化してるような気もする。個人的にはジンジンの活躍がもっと見たい。今回はモンジが光ってたなー。意外とまともなこと言ってた(笑)言い方は頭悪そうだけど(笑)うーん、次回作に期待!2022/07/29
くろねこ
16
独特なキャラとページ見開きいっぱいの文字と割と頻繁にある太字。 ああそうだ、こんな感じだったなと一気にクワコーワールド🦥 ケチすぎてついに蝉食べ出したのとかさすが過ぎるし、相変わらず准教授らしい仕事0w 毎回次はいいかな…と思うのに出たら買ってしまう謎の中毒性。。 たぶん次も買う。2023/03/19
ドラマチックガス
11
文庫化を待ち望んでいた本。すべてがすべて相変わらずで、それが心地良い。どこまでもゆるく、それでいて所々に2018年に書かれたことを感じさせる風刺がピリッと入る。1作目を読んだころにはクワコー先生のだいぶ後輩だったけれど、今や同年代(追い越したか?)になってしまった。まったく冴えず潰しが効かない恐怖が身にしみてわかるようになってしまった。おそらくクワコー先生がだいぶ後輩になるであろう次回作も素直に楽しめるかな? このシリーズ最大の謎、「なぜジンジンほどの人がたらちねに?」の答えも少し匂わされてきた。楽しみ。2021/11/20
みこと
10
これも定期的に読みたくなるシリーズ。一読目には気づかなかった味わいも感じ取ることができ、再読の面白さを実感しました。また1冊目から読み直したくなりました。 たらちね文芸部サイコー😊2023/10/04
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