内容説明
経済界を震撼させた超話題のビジネス小説。
「99%が真実」という噂で書店から本が蒸発した!? あまりに詳しすぎる内部情報、関係者しか知らないはずのエピソードが満載だったため、小説を偽装したノンフィクションではないかと噂され、発売と同時に一気にベストセラーとなった超問題小説「トヨトミの野望」の第二弾が遂に文庫化! EV、自動運転、ライドシェア、さらにカーボンニュートラル、地球温暖化。激震する自動車業界の巨大企業に、さらに世界的IT企業が襲いかかる。持ち株比率たった2%の創業家社長は、この難関を乗り切れるのかーー気鋭の経済記者が覆面作家となって挑む「この国の危機」の真実。新聞が書けない極秘情報満載のビジネス小説登場!
※この作品は単行本版『トヨトミの逆襲』として配信されていた作品の文庫本版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデキ
43
トヨタらしき巨大企業を舞台の業界小説でした。 勝ち残った企業だけしか元々なかった かのような日本のマスコミの扱い がつい、気になってしまいます 2021/11/13
PEN-F
39
電気自動車の時代が刻一刻と迫ってきていますね。車も家電になるのですね。これから完全自動運転なんて夢のようなことが現実になっていくんでしょうね。ちなみに義母はずっと運転免許を持っていないから、どこに行くにも義父の運転する車の助手席に座ってるだけだから、義母はある意味ずっと以前から既に完全自動運転だけれども。2022/03/27
confusion_regret_temptation
33
モデルがとてもわかりやすい経済小説。どこまでがフィクションで、どこまでが現実を切り取っているのかはわからないが、中々に赤裸々な出来事の数々。森製作所のくだりは下町ロケットも彷彿とさせる。痛快かどうかは評価が分かれそうだが、私は面白く読ませていただきました。2023/12/28
しげき
33
100年に一度の大変革期。トヨトミ自動車なら乗り切れそうだと思った。2023/05/17
ねこミー
17
前作からの続きで読みました。トランプ大統領や孫さんらしき人物が出てきます。次回作が完結編になります。2024/04/04