ファン文庫Tears<br> 横浜・神戸であった泣ける話

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ファン文庫Tears
横浜・神戸であった泣ける話

  • ISBN:9784839976972

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内容説明

横浜と神戸、日本を代表する二つの港町を舞台にした12編の泣ける話を本書は収録しています。
ライト文芸の世界で活躍する作家12名による物語に触れ、横浜・神戸が好きな人も、これから行きたいと思っている人も、自分が過ごした場所を思い出したり、いつか訪れることを想像して、心休まる時間を過ごしてみませんか。

【一部あらすじ】
『北新横浜北』鳩見すた
結婚披露宴の席、新婦の父から新郎新婦に向けたメッセージに出席者はみな笑顔になり……

『十年目の結婚記念日』栗栖ひよ子
結婚記念日に彼は横浜にたった一人。妻との待ち合わせ場所を示す手紙を開くが……

『吊り橋の恋と地図』浜野稚子
大学生の娘の話を聞き、学生時代を思い出す詩織。彼と出会ったのは大震災の日だった。

『窓の外の青空』杉背よい
子供が生まれ仕事をやめた唯は、かつての職場・横浜から流れるラジオの声に想いを馳せる。

『恋せよ、乙女』浅海ユウ
夫を亡くして以来、曾祖母は毎年自分の誕生日に山下公園へ。誰もその理由を知らなかった。

ほか7作品収録
『滔々と未来へ』溝口智子/『横浜にも山はある』ひらび久美/『一枚の写真』那識あきら/『いつも通りすぎる」朝比奈歩/『友情は香りとともに』国沢裕/『All right! Thank you amigo!』神野オキナ/『花時計の前で歌が聴こえる』石田空

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

misalyn

10
地元横浜と先日歩き廻った神戸の景色を思い出しながら読了 泣ける話というタイトルですが、私には“じんわり沁みる”話が多かったです 「All right!Thank you amigo!」だけは『あぶ刑事』の三人が思い浮かんでしまって…😅💦 2024/04/17

サピエンス

5
昔はよくこの類の本を読んだけど長いこと読まない間にだいぶ心が乾いてたのかもしれない。この本を見かけて思わず買ってしまった。総じて良くもなく悪くもなくだけど、たまにはこーいう軽いものもいいかも2021/12/07

cocolate

2
3回ほど泣かせていただきました。大さん橋や山下公園、北野町広場の景色が蘇りつつ、聖地巡礼の話にニヤニヤ。風見鶏の館からメリケンパークまで10キロ歩き回った神戸旅の思い出が役に立ちました。横浜の最高峰の低い山が気になります。心地よくなりました。2021/11/23

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