東北怪談~水辺で魔物が交差する~

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東北怪談~水辺で魔物が交差する~

  • ISBN:9784866993454

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内容説明

与兵衛沼、水窪ダム、大滝神社、十和田湖。
東北6県の、水辺にまつわる怪異がひしめき合う!


【あらすじ】

●沼(宮城県仙台市)
与兵衛沼で鮒釣りを楽しんでいた男性は、突然右足首を何者かに掴まれて、沼に引きずり込まれた! その時はかろうじて一命を取り留めたが、その場にいた誰も引きずり込んだ者を目撃していないという……。

●湖(青森県十和田市・秋田県鹿角郡)
彼氏にふられた女性が傷心旅行で十和田湖を訪れた。気分転換にボートに乗って遊覧していたら、何やら背後から水音が……。振り向いたその瞬間彼女が垣間見たのは、湖面に浮かぶ男性の顔だった!

●沸(福島県会津若松市)
大学生の少女は夏休みのある日、冷やしていた麦茶をぐびぐび飲んでいたら、突然麦茶が沸騰! すぐに火傷した手を冷やそうと水道の蛇口を捻ると、何とそこからも熱湯が流れ出してきた!


著者について
●寺井広樹(てらい・ひろき)
怪談蒐集家。文筆業のかたわら、地方創生事業に進出し、企画プロデュースした「お化け屋敷電車」「まずい棒」が話題に。TOブックス「怖い話」シリーズのほか、『日野日出志 トラウマ! 怪奇漫画集』(イカロス出版) 『ようかい でるでるばあ!!』(彩図社)、『南米妖怪図鑑』(ロクリン社)など著書多数。映画『電車を止めるな!』では原作・脚本を務める。

●正木信太郎(まさき・しんたろう)
怪談師、怪談作家。怪談会を主催し、人前で怪異を語っている。また、取材し蒐集した幽霊話、妖怪譚、奇妙な体験や不思議な見聞をまとめ、書籍として発表している。著書に『岩手の怖い話』(TOブックス)『異職怪談』(彩図社)『宿にまつわる怪異譚』(イカロス出版)、映像作品にDVD『怪奇蒐集者 正木信太郎』(楽創舎)がある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てまり

5
表紙絵はおどろおどろしさを醸し出しているし、装画もかなり気味が悪い。 東北地方での水にまつわる怪談、ということだが、特に地方地域限定ではない内容の話もちらほらだった。 個人的には、演出少なく淡々と事実だけを語る口調の方が好みかな。2022/05/26

海星梨

4
KU。東北ならではの怪談を期待したんだけど、期待はずれ。出稼ぎの話とかそういう感じの。まぁ今年発売の収集系では望めないタイプの話だった。恒例のサブタイみてないアレで、水関連という東北と銘打つ意味があるのか……。気持ち悪い4割くらいの怖さが結構あったので、怪談としてはそこそこ。2021/12/30

魂@ころがして

2
2021年11月1日第1刷発行2021/11/27

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