内容説明
ものづくりを守れ!日本とクルマを愛する熱き論客が徹底討論!
加藤康子(元内閣官房参与)
池田直渡(自動車経済評論家)
岡崎五朗(モータージャーナリスト)
SDGs、ESG投資、地球温暖化、環境問題の欺瞞を暴く!
★ EVは環境に優しいの嘘
★ ガソリン車廃止でCO2削減の嘘
★ 燃えるEVバッテリーの本当
★ 中国製リチウムイオン電池が危ない!
★ EVは何故高いのか?(EVの価格の真実)
★ テスラとイーロン・マスクの嘘
★ トヨタとVWの世界戦争勃発
★ そもそも日本には電気が無い!(原発再稼働の真実)
★ EV化で失われる日本の雇用550万人の本当
イーロン・マスク(テスラ)、菅義偉、小泉進次郎、小池百合子、ヘルベルト・ディース(VW CEO)、中国共産党、EU、マスメディアの嘘を暴く!
ガソリン車廃止の真相は? EV化に潜む罠とは?
※QRコードを読み込むには、専用アプリ(QRコードリーダー)が必要です。(機種によっては最初からインストールされているものもございます。)
QRコードの載った画像をQRコードリーダーで読み込み、閲覧してください。
読み込みづらい場合は、表示画像を拡大し、カメラが画像を読み込みやすいよう調整してから再度お試しください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
11
内燃機関であれば日本優位だけど、バッテリーになった途端、隣国が優位になるので、安易にEVシフトすることは自国不利の状況を作ることになります。また、レアメタルの残存期間、安全性、電気はどうやって調達するのか、廃棄の際の大量のバッテリーの処分、考えだしたらきりがないくらい問題が多いのですが、それでも人気とりの政治家たちはEVに熱心です。K泉氏など隣国からお金もらっているのではないかと疑いたくなるくらいの熱心さですが、もっと他にやることあるんじゃないですか?2022/10/18
Mark X Japan
9
EVや自動車業界について、技術や政治的なことも網羅しています。日本のエンジン(内燃機関)、特にハイブリッド技術がいかに優れているかを強く感じました。日本の強みを政治主導で廃棄するのは、国策としても資本主義の観点からも大問題でしょう。本著の内容への反論もあると思いますが、多くの人に読んで欲しい一冊です。☆:5.02022/10/14
きゅうり
7
2022出版なのでちょっと前の本だけど。VWのウイグル強制労働は今年の初めに問題になってたね。中国は電気不足だし。環境のことなんてどこの国も本気で考えてやしない。そんなやわな考えでやってない。パリ協定の時点で経産省が「できない」って言ってんのに、なんでこんなことになっちゃうんだろ。日本政府は国を挙げて産業を守って。マスコミも考えなしのEV上げ止めて。このままだとトヨタがでてっちゃうよ。2024/07/27
conegi
7
Audibleにて。扇情的なタイトルではあるが、EVの欠点の指摘はまとも。充電に時間がかかる、電力不足に陥る、レアアースが中国に握られているなど。ある程度は知っていたが、改めて整理が出来た。 本書の論調としては、EV全肯定の政府、マスコミは扇情的であり、EV自体は課題がありつつも、緩やかに導入を進めるべきという感じで概ね同意。ただ、経済優先、環境軽視というのは今のトレンドではない。まあ、LCAなどでEVが万能ではないというのは同意。繰り返しだが、タイトルが扇情的過ぎると思う。政府、マスコミは批判するのに。2023/09/08
tomo
5
☆☆☆☆☆ ・中国国内で販売するEVには、中国産のバッテリーしか積めない・EV車両価格の約40%がバッテリー・航続距離を伸ばすには、バッテリーを大型化するしかなく、通常は約200Kg…まだまだ本書でいくつも問題があがっている。走行中、或いは充電中に発火・炎上するEVに乗ろうと思っている人がいるのが、不思議?最近になって、トヨタが水素エンジン車でWRCにデモ走行したり、EV一辺倒だったVWのCEOが更迭されて路線を変更したり。2035年EUではガソリン車販売禁止(東京もまねっこ)は、無理だろうなぁ。2022/08/27