内容説明
深川の一角にある、みすぼらしい貧乏長屋の『しあわせ長屋』。
その管理人である差配は、れっきとした武家である御神本右京がつとめている。なんとも奇妙な話だが、長屋の住人たちはみな、この右京という風変わりな差配に、親しみを抱いていた。
さてこの右京、普段のおだやかな言動とは裏腹に、壮絶な過去をもっている。なんと、幕府お抱えの隠密として裏工作や諜報活動、ときには暗殺などもおこない、裏世界では『死神』と呼ばれるほどの男であった。
血なまぐさい生活に嫌気がさし、引退後、いわくつきの長屋の差配となった右京だったが、その力を、今度は市井の庶民のために使うこととなる…。
泣けて笑える人情活劇、新シリーズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
45
伝説の隠密が心を入れ替えて長屋の差配さん?。いやいや心を入れ替えてって言うのじゃなく、「穏やかな老後を送りたいと」じゃないかなと。それにしても本人は爺と言いますが50前後じゃないでしょうかねぇ。ぼろ長屋でも幸せになって出て行く人がいるのもいいですね。差配の右京さん、ずっと独身だったのでしょうか。?枯れるにしてはまだ早いように思います。同じ差配さんでも磐根さんの妻おこんの父金兵衛さんとは大違い(*^^)。3巻まであるようですので楽しませて頂きましょう2022/06/07
優希
41
シンプルですが、安心して読める人情ものでした。穏やかな老後を送りたいから長谷の差配をしているように見えました。自分のことを爺さん扱いしていますが、まだ初老ではないかと思われます。隠密時代には感じなかった「生きがい」を見つけていくのにじんわりきました。爽やかです。2026/01/13
PAO
10
「まあ、おかしくなるのは、自分の生き様を自慢したいと思うようになってからだねえ」…(145頁)2021/12/16
水上つた
4
ここの評価を見て、あまり期待せずに読んだせいか、 結構面白かったです。 なんか、お約束な流れですね。2022/05/11
あき
4
主人公が自分で爺というわりには爺っぽさないのが気になる。普通の爺が実は!で活躍してスカッと、ってとこがあまりないんでちょっと欲求不満。2022/05/12




