内容説明
元武士にして盗賊の用心棒、
小宮山一之臣の活躍を描く人気シリーズ、待望の第二弾!
田沼意次と松平定信の権力争い
その行方を左右するのは盗賊だった!
田沼意次が盗賊たちに下した密命は驚くべきものだった。
徳川家を祟るとして東照宮に秘蔵されていた流葉断の太刀を、
松平定信が秘密裏に持ち出した形跡がある。
それをなんとしても奪還せよ――。
五百両の報酬を条件に依頼を受けた盗賊たちだったが、
権力者二人の政争にいつしか巻き込まれていく……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
1
裏用心棒シリーズ2作目。小宮山が雇われている盗賊一味が田沼意次に知られてしまい、時の権力者の命を断れなくなってしまった。その田沼意次から、江戸城内にある流葉断の太刀が松平定信に盗まれているので、取り戻す事を命じられた。流葉断の太刀は徳川幕府を祟る事が知られており、定信はそれで田沼意次を蹴落とそうてしていた。 【3.8】2024/07/04
goodchoice
1
筋立てはそこそこ面白い。ただ、盗賊の首領が松平定信の政策を知っているというのは、やや無理がある。話を面白くするにしても一定の限度が必要では。2021/11/08
よしぜん
0
★★★★⭐︎ 2021/12/31