内容説明
北朝鮮からの覚醒剤密輸事案を内偵中だった、神奈川県警公安二課の蛍橋政嗣。監察対象者を追うさなか、蛍橋は殺人の現場に遭遇してしまう。殺されたのは麻薬取締官・四角哲也。彼は、広域暴力団仁友会の小山こと在日北朝鮮人・申勲を内偵中に妻を殺され、復讐に燃えていたという。蛍橋はやがて、とある病院と老人ホームへとたどりつく。北朝鮮との闇のつながりとは果たして何なのか?大好評シリーズ第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨーコ・オクダ
21
ハマのホタルシリーズ。北朝鮮絡みのシャブ案件と福祉&医療系のブラックビジネスがいくつかの事件を通してジワジワとリンクしてくる。殺された麻取の弔い合戦っぽい感じで、ハマのホタルが熱くなるのもカッコええし、公安刑事をサポートする三好組、捜査一課の刑事たちの義理堅さもおもしろい。とにかくバランスが良くて好印象なんよね。アウトロー過ぎず、一匹狼っぽ過ぎず、出来杉くん過ぎず、ストーリー自体も都合良過ぎず、セクシー女性キャラを登場させてもそんなにエロに走らせず…。3作目も是非読みたい。2021/06/11
5〇5
6
やくざより 強持てのする ハマホタル 見え隠れする 北の影かな2014/10/18
まろ
2
ハマのホタル、いいやねぇ。登場のあたりから比べると、甘々になっちゃったけど、それもまたいい。2012/05/30
こいきんぐ
1
まだ序章。よくある本だと途中までが熱くて最後あっさりが多いけどこの作品は最後までわからないから面白い。2025/04/27
mi~~mi
1
ホタルさん、カッコイイ。 一匹狼を気取っているようでいて、みんなに信頼されて助けられている。 警察とヤクザって、色んな意味で繋がっているんだろなー。2022/08/22