内容説明
東京の裏社会に自らの王国を築いた「武蔵野連合」、真嶋貴士。後ろ盾のヤクザに歯向かい東京を牛耳る企みは大抗争の末、破綻。数年後
男の姿は、タイのジャングル、麻薬王のアジトにあった。クスリ漬けの芸能界、アイドルの売春、政界との癒着、没落した半グレ、宗教団体の罠、暴力団の報復……。腐り切った悪に勝てるのは悪しかない。王者の復讐が今、始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこミー
12
前作の「キングダム」を読了していたので、スムーズに入ることができました。気になっていた作品だったので、長いページ数を読み終えることができてよかったです。ストーリーは満足のいく内容ではありませんでした。2023/08/16
lily
11
タイに逃れた真嶋が、東京の覚醒剤ビジネスを牛耳るために、再び日本に上陸。ヤクザが暴れ回るのは分かるが、もともとアイドルの高橋月子やライクヘブンの島本社長のノワールっぷりが非現実的な一冊。最近ヤクザものを読みすぎてる気が…。「死に場所を見つけたのか」「違うね、死に様を見つけたのさ」2022/12/26
Katsuto Yoshinaga
10
う~ん、なんだかなぁ…の一冊。長尺モノ、ノワール系、半グレvsやくざの構図も定番ながら好み、とりあえず先が気になるリーダビリティもある。でもなぁ、ムダに長尺、タイの暗黒社会部分以外はおとなしめノワール、定番の構図もありきたり等々でガッカリ。新興宗教が絡むあたりは、先に読んだ溝口敦氏のルポに「現代ヤクザはキリスト教系新興宗教団体を隠れ蓑として検討中…」といった記述があったので期待したのだが、新堂冬樹氏等の二番煎じの感が強く、期待外れ。海外ノワール、馳/深町/柚月氏といった先達には到底及ばなかった。2023/09/02
terukravitz
4
★☆☆☆☆2021/10/18
Takesta
1
読むのにかなり時間を要してしまった。もう少し読みやすくして欲しかった2023/05/16