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内容説明
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「お城のおひめさまが病気なんです。どうかたすけてあげてください」ある日風の丘にとどけられた、みしらぬ手紙。魔女の子ルルーは、うわさに名だかいオーロラの城をめざし、とおく旅にでかけます。ところがそこには、あれはてた街と、おそろしい運命がまちうけていたのです――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
29
環境破壊や資源をどんどん使ってしまうこと、危険な武器や原発とかは悪人が作りだしたことなのか?私は普通の人が普通の幸せな生活を送るための活動が一番地球環境にダメージを与えているんじゃないかと思うことがあります。今の利便性だけでなく環境との折り合い、未来のために残すべきもののことを考えないといけないと、この本には語られてるのかなと思います。2015/07/27
なゆ
15
「その本の物語」では語られなかった、シリーズの2作目。今回は空を飛ばず、船での旅でした。大切に思う気持ちは同じでも、その目的を果たす方法や考え方が違うだけと知り、どちらが正しいのかと悩むルルー。目先の幸せか長い目で見た幸せか。ルルーもペルタもかわいく、ルルーの優しさに触れて優しい気持ちになりますが、いつもながら児童書と侮れずテーマは案外深かったです。2015/11/30
ピカ
12
「その本の物語」には未収録の物語。ノームのイラストに癒される。王妃みたいに目的のために別の大切なものが霞むということは、簡単に善悪を決められない。目的から解放された王妃の穏やかな笑みに清々しい哀しさも感じる。フレイヤ姫素敵な人だなあ。フィンことゲルダ姫の一途さも胸を打たれる。そして、やっぱりペルタ大好き!口が悪いけど、ルルーを心配して助けに向かう健気さといったら。2015/03/31
aisapia
9
その本の物語に未収録のストーリー。大人が読んでも先が気になってしまうような、お決まりの流れにならないドキドキがあってやっぱり好き。 今回はちょっと悲しいようなストーリーでしたが、こんなお話を作者のあとがき(これもまた良い)も含め子供の頃読んでいたら世界の見え方変わってたんじゃない?と思います。2021/01/30
nana
8
王女と王妃考え方の違いは魔女にも治せませんでした。たとえ目的が正しくても手段を間違えてしまったら、それは正義ではなく暴力だと思います。2015/07/23