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内容説明
教科書に出てくる人の伝記
狂犬病ワクチンなどの開発で、感染症の脅威から人類を救った近代細菌学の開祖であり、牛乳やワイン、ビールの腐敗を防ぐ低温殺菌法も開発したフランスの偉人、パスツール博士の波乱万丈な生涯。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いくら丼
4
非常な功績を残した細菌学者ですが、産業や生活に直結する功績が多いからこそ、素直に多くの民衆の支持を得たのだなと納得。若くして助教授、教授と出世階段を登る中で、助けてほしいと一般民衆に言われて全力を尽くせるかと言うと、やはり人によると思います。目先の利益や表層的なプライドに従えば、まず確実にできない仕事。その経験が、大きな結果に繋がった。こういうのをトップギバーと言うんだろうか。非常に多岐に渡る結果を残していて、興味深く読めた。あの演説は人を煽るだろうが、私もこういう言い方してしまうタイプだからなあ……。2022/12/23
りんふぁ
2
名前だけで、よくは知らなかったので。医者ではなく科学者だったのか!ぶどう、とり、ぶた、狂犬病と様々な分野の解決を手掛けていて驚いた。2022/08/16
ももちゃん
2
おすすめ。科学のことが わかりやすく、パスツールの一生は とても おもしろかった。2013/01/31