日本の物語絵本<br> 酒呑童子

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日本の物語絵本
酒呑童子

  • ISBN:9784591078419

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内容説明

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むかし、酒呑童子とよばれ、人々に恐れられていた鬼がいた。あるとき、みかどは六人の強者に童子退治を命じたのだった・・・。『御伽草子』の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

31
数ある鬼退治のおはなしの中でも特に好きな1冊。渡辺綱がかっこいいのです♡(木原敏江さん『大江山花伝』のせい)若い娘の生き血を飲む大酒食らいの鬼・酒呑童子だが、彼のその生い立ちに、鬼にならざるを得なかった苦悩があり心痛む。いずれにしても、大将源頼光率いる5人の武勇優れた男たちと鬼たちの戦いは、ダイナミックでドキドキすること間違いなし。2年生読書感想画テーマ『鬼』に因んで選書中。2年生にはこの良さ伝わりづらいかなー。2020/07/20

ケ・セラ・セラ

20
迫力あるダイナミックな絵。頼光はじめ武将たちの特徴いかした戦い方が面白い。作者が不吉なもの象徴として書き加えたという酒呑童子に忠告するフクロウの存在が不気味で大きい。少し難しい言い回しなので低学年には難解かと思うが、そこが作品の味わいでもあるので高学年以上向けかと思われる。解説の酒呑童子の生い立ちまで読むと、また見方が変わってくる。2022/01/26

うー

20
〈絵本〉こちらの酒呑童子は肩まで伸ばして切り揃えた髪の奥に一羽のふくろうを住まわせている。『本書のふくろうは不吉の象徴として作者が創り出したもの』だそう。怪しいものがくるとホロロックと鳴きながら忠告するふくろうが不気味でハラハラした。2021/01/05

のり

19
御伽草子を元に再話した鬼退治の物語。とんでもなく強く、悪く、怖い鬼を、源頼光率いる強者が、山伏に化けて、攫われた姫達を助ける。半分は「鬼ごろし」という不思議な酒のおかげ。めでたしめでたし。2020/08/18

魚京童!

16
鬼の生存権の侵害だよね。2018/01/25

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