内容説明
「殺しは仕事にしたことがない。殺しをしなかったとはいわないが」。あらゆるトラブルを請け負う男、ジョーカー。着手金は百万円で唯一の連絡場所は六本木のバー。噂を聞いた男と女が今宵も厄介事を持ち込んでくる。ジョーカーを動かすのはプライドだけ――。著者の人気ハードボイルドシリーズ第1作 。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンタマリア
27
ハードボイルド。短編集。どうやら続編があるらしいので、それを買った。2022/10/18
flower0824_
15
着手金百万円で殺人以外のどんなトラブルも請け負う男・ジョーカー。長編かと思ったら、93年~02年の十年間かけて書かれた6つの短編集でした。連絡場所であるバーの沢井が若干お調子者っぽくて、クールな仕事ぶりのジョーカーとはいい関係。最終話のジョーカー誕生秘話が一番良かった。2022/08/07
ミヤト
6
短編集。大沢氏らしさ全開だった。『新宿鮫』の木津の名前が出てきたので、ちょっとうれしい。最後の、ジョーカーの過去が語られるエピソードが一番よかった。沢井がいいキャラしている。意外としくじっていた気がする。2022/02/14
図書館ポイズン
4
少し古い作品だが未読と思われる。 読みやすくとても面白かった。 次も読もう2022/07/29
にやり2世
1
めんどくさい女が出てきて相手にしないでくれと思いながら読んだ。2022/11/28