内容説明
「あなたがやるべきと思っていることは、本当はやらなくてもいいことかも?」。この本ではキャリア30年以上の精神科医が、「苦手なものを克服するのではなく、社会のルールに合わせながら、生きやすくなる方法」を伝授します。周りに合わせすぎて疲れた大人たちに贈る、自分らしい人生を歩むコツ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルピナスさん
74
私は特に子供達に対する「これはして欲しい」の思いが強い。勉強・生活・性格等本当に色々で、子供を自分の正論で追い詰めがち。子供は勿論反抗するけれど、私は私自身で人には「しなくていいこと」があるのだと認めるべきだと日々反省。周りを見ても、仕事などで一緒でない限り、外見で自分の特性故の生きづらさを感じている人に気づける事はない。まともに生きようと背負いすぎてしまった荷物をおろせる人が増えると良いし、それを温かく受け入れられる人でありたい。生き方は千差万別で、「自分の目」を大切にしたラクな生き方の提唱、納得です。2023/01/28
BLANCA
44
お気に入り様のレビューを読んで、図書館で早速借りました。「生きづらさ」は人それぞれ。この本を読んで、生きづらさの原因が分かったような気がしました。「しなくていいこと」私の場合、対人関係ではなく、仕事です😩 自分で勝手にハードルを上げ、過剰に頑張るクセが有ります。「成果を認めてもらう」のが、とても重要だと常に思っています。とても疲れます😅 でも、私は上司にも言いたい事は言えます☹️ なので、敵は今の自分自身。それがよく分かりました。オン・オフをもっと使い分けないと😅2024/03/18
kou
34
表紙の裏に書いてある、「苦手を克服する方法」ではなく「生きやすくなる方法を考えよう」は今の時代、ホントに大切な事だと思う。成長のため努力することも素晴らしいことだと思うが、心を守るために「あえてしないとを決める」ことも必要なんじゃないかな。2021/12/17
チャー
14
精神科医の著者が日常生活で発生する生きづらさを解消する考え方を綴った本。こうあるべきという理想像やしなければならないという義務感は、ある程度は必要であるが度を超すと自分自身へダメージを与えてしまう。妙な責任感で続けっていることも、実は止めても大して問題にならないこともあるということに気付かせてくれる。全ての場面で常に理想を維持し続けるのは精神的にも困難。プライベートは多少乱れてもいいという指摘は心が軽くなる。ワークライフバランスという見方からファンデューティーという見方への切り替えは有効と感じた。2022/10/11
クサバナリスト
14
働いていて、「自分に合っていない」と感じるときにできること→上司や同僚との人間関係→異動できるタイミングを待つ。2022/01/23