出版社内容情報
●野外観察にも携帯しやすい小型サイズの野鳥図鑑。
●オールカラー368ページで日本で観察される野鳥(外来種を含む)350種を掲載。
●種類の特長、見分け方が分かり、 QRコードで鳴き声も聞ける。
●どの季節、どこに行けば見られるか、分布略地図を種類ごとに掲載。
●日本野鳥の会会長・上田恵介先生の監修。
内容説明
渡り鳥、留鳥、外来種、絶滅危惧種…日本で観察ができるほぼ全ての鳥類を網羅!オス・メス、夏羽・冬羽…写真で外見の違いがよくわかる!地鳴き、さえずり…さまざまな鳴き声がスマホで聴ける!
目次
キジ目
カモ目
カイツブリ目
ハト目
アビ目
ミズナギドリ目
コウノトリ目
カツオドリ目
ペリカン目
ツル目
カツコウ目
ヨタカ目
アマツバメ目
チドリ目
タカ目
フクロウ目
サイチョウ目
ブッポウソウ目
キツツキ目
ハヤブサ目
オウム目
スズメ目
著者等紹介
上田恵介[ウエダケイスケ]
公益財団法人日本野鳥の会、第6代会長。鳥類学者。立教大学名誉教授。『日本野鳥の会のとっておきの野鳥の授業』(山と渓谷社)など、著書・監修書多数。2016年山階芳麿賞、2020年日本動物行動学会「日高賞」を受賞する
植村慎吾[ウエムラシンゴ]
NPO法人バードリサーチ理事。鳥類学者。九州大学理学部を卒業後、大阪市立大学大学院、北海道大学大学院で鳥の研究と調査を行う。NPO法人バードリサーチで、誰もが参加できる鳥の調査研究の仕組みづくりに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スリカータ
15
これは画期的!鳴き声はQRコードを読ませるとサイトに飛んで、さえずりや地鳴きなど複数種類の鳴き声が聞ける。朝、鳥のさえずりで目が覚めることがあり、何の鳥かと気になって心当たりを調べてみた。結局鳥の正体はわからなかったけど、作業自体が楽しい。子供たちが小さかった頃、ボタンを押すとリアルな鳥の鳴き声が聞ける知育玩具を買い、それでアカショウビンやカワセミの鳴き声を覚えたのだった。本書は全種類を網羅している訳ではないので、これから益々内容は充実して行きそうです。2023/05/06
遠い日
6
ウォーキングコースのある場所でよく聞くさえずりが気になって調べてみた。「フィーフィーフィー」と高い声でさえずる鳥をまず検索し、この図鑑で姿を確認。ゴジュウカラでした。留鳥なのか。それにしては聞き覚えがない気がしますが……。写真を見て、目のアイラインのような黒とおなかの下の方の薄オレンジ色も記憶にありました。声と姿が結びついていなかったとわかりました。もっとゆっくりと見てみたいです。2024/05/04
遠い日
3
ウォーキングコースの中程で、ジョウビタキと遭遇。若い雌で、そのあまりのかわいらしさに、3分インターバルのウォークなのに思わず足踏みで立ち止まってしばらく見てしまった。1.5メートルくらいの至近距離で、あっち向きこっち向き体を観察させてくれたのがうれしかった。翼の白斑がくっきりしていて、きれいでした。体の後ろ側から尾羽にかけての橙色も美しく、つぶらな目がたまらないほどかわいかったなぁ!あそこらが縄張りだとしたら、また会えるかなぁ?2025/02/13
遠い日
3
イソヒヨドリ、絶賛子育て中。しばらく前からうちの屋根の上からひゅーんと下へ降りていき、何かを加えてまたひゅーんと上がっていく姿を日に幾度となく目にしていた。咥えたままバルコニーで休むこともある。よく見ると蝶であったり、青虫であったり、いわゆるエサ。ヒナに与えているんだなと思っていたら、今日は巣立ったヒナがよく飛べずにほとんど落ちるような格好でわたしにニアミス。尾っぽの羽根が短い、黒っぽいほやほやした毛の雛鳥でした。同じ個体かどうかわからないけれど、そんな雛鳥に親鳥(♂)が地面でエサを口移しする場面も。2024/05/19
遠い日
3
先週くらいから家の横のケヤキの高木に(それも枝のてっぺん近くに)たった一羽シジュウカラがきては縄張りの宣言をしていく。近くの木に止まっては鳴き、また戻ってきては「ツピツピツピー‼︎」と小さな体で大音声で鳴く。仲間はまだ見かけないので、一早い縄張りを作っているのでしょう。留鳥なので珍しくはないけれど、背中の薄緑色も美しく、ネクタイの黒も立派です。結構長く鳴いて存在を主張するので観察が楽しい。来るとバルコニーに出ていって眺めるのが楽しみです。つぴくんと名付けて親しんでいます。2024/02/08