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内容説明
【新選組、猫を飼う】
時は幕末。この激動の時代において、一番の中心地である京都の治安維持を任された剣客集団、新選組。“壬生の狼”と恐れられた彼らの中でも屈指の剣の使い手であった三番隊組長・斉藤一の元に、ある日１匹の黒猫が現れる。その日から、彼らはお互いになくてはならない存在になっていき――!?新選組の活躍には、実は１匹の猫がいた!?まったく新しい新選組絵巻、ここに開幕！
(C)2021 Tomohiro Shinohara
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
102
「新撰組✕猫」という最強コラボに惹かれて購入(笑) 全３巻。両親を相次いで失ってしまった子猫が、ある日新撰組の斎藤一と出会う。最初は全く相手にしない斎藤だったが、後日“とある出来事”をきっかけにその子猫を飼うことに。心の声が“京ことば”の子猫「マル」に振り回される斎藤ら新撰組の面々が、実に個性的で魅力的ですね！全体的にコミカルでほのぼのとした雰囲気ですので、より一層シリアスなシーンが引き立ちますし…マルや斎藤の表情に心が揺さぶられます！そして…隊士の中で１番“猫好き”と思われる島田魁が切ないですね(笑)2023/08/04
珠李
9
斉藤さん何だかんでマルちゃん世話してて優しいな。2021/12/31
かなっち
8
新選組と可愛い猫がタッグを組んだら最強だと思って手に取りました、有難い1巻無料です。ところがどっこい、いきなり隊士が斬られていて、やっぱり容赦のない新選組の話だと身構えましたね。予想したような、猫をただただ可愛がるような話でもありませんでしたし。でも、斎藤一の不器用に猫と関わる様子が、意外にもホッコリします。猫もはっきりと自分の意思を言葉として描写していて新鮮ですし、続きも読みたくなりました。2022/07/30
へいすけ
7
絵柄からほのぼのかわいい感じかと思えば割とシリアスです。 それと反比例するかのような猫のかわいさに癒されながらも猫が無邪気であるほど人間の業や辛さが際立って切なくなります。 途中打ち切ることなく続いて欲しいです。 土方はわがまま勝手な感じですがかっこいいです。 藤堂平助はものすごくかわいい
やすとみくろ
4
メインとなる猫がキャラクターとして立ちすぎていて、個人的にはキツかった。猫がいる、という状況の新選組や斎藤一をどう描くのか？というのが重要だと思うけれど、前述した通り、ハッキリと思考を描写していて普通の猫の立ち回りでは無いので、そこは好みの分かれる部分だと思う。もっと普通の猫が良かったな。2021/10/04
